テクノロジーワークフォース:IDC の調査が示す将来の成功

    本ページは英語ドキュメントを翻訳したものです。

     


     

    組織はデジタルトランスフォーメーションに自社の将来を賭けています。IDC による、組織のスタッフのニーズと業界の人材需要に関する調査が示しているのは、IT と事業のリーダーはどちらも、正式にトレーニングを積んだ、正式な認定を取得した IT 人材を引きつけ、育成していくことで勝利の公算を高めていることです。

    将来のテクノロジーワークフォースに関するこの見解を発展させるに当たり、IDC はデジタルトランスフォーメーションを組織の成功のために推進する役目を任されたエグゼクティブやマネージャーを対象に、幅広いアンケートを実施しました。これらのリーダーは、2種類の主要なデジタル業界での成功要因である、技術の進歩と人材管理の両方を担当しています。このアンケートを補うものとして、IDC は独自の世界的な幅広い技術予測と、200近い現在の職種を調査しました。これらの情報すべてが、現在および将来の上位技術職と労働者の要件を特定するのに不可欠な指針となりました。

    IDC の InfoBrief であるあなたが検討するべき最も重要な IT 業界の役職20 [英語] 1を確認しながら、今の変化する展望について3つの異なる角度から調べました。具体的には、デジタル組織、技術者、トレーニングと認定プロバイダーについて調査しました。

    デジタル組織は人材ニーズを理解している

    デジタルトランスフォーメーションは新しい技術のみが主導するという考え方から組織が離れていっていることを示す証拠が増えています。過去何年か、次のようなセリフを頻繁に耳にしました。「古いシステムにおさらばし、この新しい技術を取り入れれば、会社のデジタルニーズすべてをまかなうことができる」 その結果、製品に不具合が生じ、プロジェクトは失敗し、会社でさえ失敗しました。今では、組織は技術がその約束を果たすには、その技術を最も活用するために適正な人材を配置することが必要であると認識しています。

    IDC_Cisco_IB_3025_title.jpgIDC InfoBrief において、重要な成功要因としての人材に関するこの認識は顕著であり、正直に言えば、私が見たり実施したその他の関連研究でも同じことが言われています。組織はスタッフの認定に多くの時間と予算をかけています。IDC の調査によると、トレーニングを受け、認定を取得したスタッフはイノベーションを加速し、事業プロセスの改善を勧め、顧客のエンゲージメントを高めます。IDC の調査によると、採用担当マネージャーの71%が、IT 認定を取得している求職者の知識、スキル、能力を信頼していると述べています。また、シスコのスキルは、その他すべての必須スキルの中でも、97%を超える頻度で求められています。

    組織レベルで、優秀な技術者は社内の IT グループの認識を強化する役割も果たします。どのデジタルトランスフォーメーションでもリーダーとなるのは CIO とその IT グループであり、ここを間違えてはいけません。自分がリーダーになりたい場合、知性 (と資格) については忘れた方がいいかもしれません!

    テクノロジープロフェッショナルは技術と共にデジタルトランスフォーメーションを果たす

    このデジタル時代では技術とテクノロジーワークフォースが中心的な役割を担うとはいえ、特定の重要な役職は、重要さと機会に関して頭一つ飛び抜けています。将来的には、すべての役職は平等ではなくなります。今後、個々の労働者にとっての成功は、これらの役職の中で上を目指すための準備行動を可能にする知識、スキル、資格を獲得できるかどうかによって決定づけられます。組織にとっては、これらの重要な役職の労働者を育成して採用することが、スタッフの効率面だけでなく、スタッフのエンゲージメントと定着率にとっても重要になります。

    IDC のワークフォースに関する調査でも、デジタル世界の将来における最も重要な役職の配置についてハイライトしています。高い価値のある役職ほど、デジタルソリューションの重要な接点として作用します。ネットワーク。データセンター。クラウド。ビッグデータ。サイバーセキュリティ。IoT。デジタルソリューションは、複雑なシステムの組み立て、検証、運用、最適化を要求します。デジタルでは、各パーツの合計よりも全体の方が大きくなります。そして、テクノロジーワークフォースはデジタルトランスフォーメーションを果たす任務を背負います。

    トレーニングおよび認定プロバイダーがデジタルの学習、デジタルの成果を推進

    トレーニングプロバイダーは、広がる責任、加速するテクノロジー、拡張するインタラクション、タイトなスケジュールに直面している学習者のコミュニティの役割を果たす必要があります。IDC の調査が示唆するように、技術者にとってスキル要件は多岐にわたります。組織は、各種テクノロジーを操れ、複数の役職を遂行し、複数のプロジェクトに貢献する、多才なワークフォースを求めています。

    すべての職務で、ライティング、コラボレーション、プレゼンテーションなどの効果的なビジネススキルによって裏打ちされた、1~3つのコア分野における深い技術知識と、補完分野における知識とスキルが求められます。トレーニングプロバイダーに向けたメッセージは明白であり、より多くのトレーニングコンテンツを作成し、それを個々の学習者一人ひとりに最も役に立つ方法で提供することが必要です。

    認定プロバイダーは、業界の認定が組織と個人にとって特別な意味を持ち続けるようにする必要があります。IDC のアンケート結果は、組織が認定取得スタッフに高い価値を置き、認定取得スタッフの今後に大いに期待していることを示しています。IDC による、200万件近くの求人票の認定要件の評価により、一部の認定は他の認定より重みがあることが示されています。プロバイダーにとってのメッセージもまた明白です。認定のハードルを下げないこと。時間とお金に見合う価値を作ること。従業員を育成または採用する際に意味あるものにすること。デジタルの未来に最もよい影響を与えること。

    デジタルの成果は継続的改善が必要

    この調査から私たち全員に向けられた最後のメッセージを1つご紹介します。今どれほど成功していたとしても、デジタル時代に成功を収めるには立ち止まってはいけません。変化する要件は、継続的な進歩のためのニーズを生みます。そして、この進歩は技術と人材の両面で行われなければなりません。技術ソリューションと技術者は、将来の成功をリードするデジタルトランスフォーメーションのため、継続的改善を行う必要があります。

    IDC の InfoBrief、「あなたが検討するべき最も重要な IT 業界の役職20」 では、以下のような重要な質問に回答しています。

    • 現在の IT 職務を推進する技術のビッグトレンド10個
    • 今最も需要がある IT 業界の役職
    • これらの役職をより大きな IT キャリアパスに合わせる方法
    • 長期的な成長が見込める職務

    レポート全体を閲覧し、テクノロジーワークフォースが将来の成功のためにどのように準備できるか確認するには、こちら [英語] をクリックしてください。

    1シスコ主催による IDC InfoBrief、あなたが検討するべき最も重要な IT 業界の役職20、2018年5月

     

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    Mark Leary_final_thumb.jpgLearning@Cisco のアナリストであるマーク・リアリーは、ネットワーク業界で30年を超える経験があります。その間、ソフトウェアディベロッパー、コンサルティングエンジニア、エンタープライズアーキテクト、業界アナリストの役職を歴任しました。現在彼は、シスコのコースウェアと認定の開発、納入、進化を指揮するプロジェクトの調査、分析、コンサルティングを行っています。マークが主に重点的に取り組んでいる分野は、テクノロジートレンド、デジタルトランスフォーメーション、教育の実践、IT 組織、人材要件、労働者の学習と育成の動向です。

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