CCSI 紹介 Vol.10●CTC テクノロジー株式会社 菅野 数宙(かんの かずひろ)さん

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    菅野 数宙さん

    CCSI (Certified Cisco Systems Instructor) 紹介 vol.10
    CTC テクノロジー株式会社 菅野 数宙 (かんの かずひろ) さん

    異業種から未経験で入社し、インストラクタに。
    受講生の方の成長に貢献できることが喜び

     

    2018年4月に CTC テクノロジー株式会社に入社し、インストラクタとしての道を歩み始めた菅野 数宙さん。
    「自分の目で実際に見たものを、なるべくわかりやすく受講生の方に伝えたい」 というポリシーを持つ菅野さんに、
    CCSI としてのやりがいや目標について聞きました。

    得意科目の英語を活かして塾講師と翻訳者を両立

    ――インストラクタになる前は、学習塾の英語講師、翻訳者と英語にかかわるお仕事をされていたと伺いました。
    菅野さん

    もともと英語は得意で、大学でも英文法や英米文学を専攻していました。将来は英語にかかわる仕事をするのかな、と漠然と考えていて、4年生になって就職を意識したときに、まず思い浮かんだのが翻訳者でした。でも、いきなり翻訳の世界に飛び込むのはリスクが高い。そこで英語にかかわる他の仕事をしながら翻訳の勉強をしようと決め、2011年の大学卒業後に学習塾に就職し、英語講師として社会人としてのスタートを切ったのです。働きながら翻訳スクールに通い、医学分野の翻訳スキルを身につけました。学習塾に在籍した5年のうち、後半は学習塾の講師と医学分野の翻訳者という2足のわらじを履き、忙しいながらもやりがいのある毎日でした。

     

     

    未経験で IT 業界に飛び込み、CCNA Routing and Switching と CCNP Routing and Switching を半年で取得

    ――IT 業界に入ったきっかけをお聞かせください。
    菅野さん

    imageいずれは翻訳の仕事だけで生計を立てていきたいと考えていたものの現実的には難しかったということと、英語を活かした専門性の高い仕事をしたいという思い、そして、新しい技術に挑戦したいという思いが強くなったことが大きな理由です。「専門性」 というキーワードから連想したのが IT 業界で、28歳のときにネットワーク運用の会社に転職しました。

     

     

    ――未経験の状態からどうやって知識を蓄えていったのですか。
    菅野さん

    その会社では CCNA Routing and Switching の取得が新人研修に組み込まれていました。実機にふれる機会があまりなかったので、テキストを徹底的に読み込んで、そこに書いてあることをひとつひとつノートに書き出していきました。とくに重要な項目にはハイライトを入れたり、暗記用の赤シートを使って自分でできる穴埋め問題を作ったりと、ただテキストの内容を写すのではなく、後から何度も振り返って知識を頭の中に定着させていきました。

     

     

    ――2016年6月に CCNA Routing and Switching を、同じ年の11月には CCNP Routing and Switching を取得されています。
    菅野さん

    CCNA を取得後、最初に配属されたのがネットワーク監視業務の現場で、そこでは CCNA 取得で身につけた知識が仕事をするうえでの基盤となりました。上位資格の取得を決めたのは、仕事の幅が広がるにつれて CCNA の知識だけではカバーできない部分が出てくるようになったためです。現場で実機にふれる機会が増えたことが、短期間での取得につながったと思います。テキスト中心で勉強していた CCNA のときと比べると理解のスピードがずっと早くなり、手を動かすことは知識の習得に効果的だと実感しました。

     

     

    ネットワークエンジニアからインストラクタへ転身

    ――現在の会社である CTC テクノロジーに入社したいきさつを教えてください。
    菅野さん

    弊社の求人を見たときに、ネットワークエンジニアとして現場で身につけた知識と、塾講師として培った 「教える」 技術、このふたつが活かせるインストラクタという職種に魅力を感じて転職を決意しました。マルチベンダとして多様なベンダの製品を扱い、かつその研修も充実していることにも感銘を受けました。一番の決め手は実機を使った実践的な研修に自分もぜひ携わりたい、と強く感じたことです。前職でシスコの機器を担当していたこともあり、シスコのコースを担当することになりました。インストラクタとして教壇に立つためには CCSI の取得は必須ですから、かなりのプレッシャーを感じました。

     

     

    ――CCSI 取得という目標に対し、どのような勉強方法で取り組んだのでしょうか。
    菅野さん

    ラボ試験の対策としては、実機で ICND のテキストの演習環境を再現し、シスコの参考書や認定テキストに書いてある内容を自分の手を動かして実機で試していきました。コマンドを何度も打ち込むことで、速く正確にコンフィグを作成できるように、そしてそれを人に説明できるようになるまで何回も繰り返し練習をしました。プレゼン試験の対策としては PowerPoint のスライドに書かれている内容をまずは自身で練習し、先輩社員にレビューをしてもらい改善を行うというプロセスを反復し、少しずつ改善を行いました。その甲斐あって、入社して4カ月後の2018年8月に CCSI を取得することができました。

     

     

    学ぶ姿勢が欠かせないインストラクタは天職

    ――現在担当されているコースについて教えてください。
    菅野さん

    image今は CCNA Routing and Switching 取得のためのコースを担当しています。ネットワーク技術の中には説明文を読むだけでは理解が難しい箇所があり、私自身もつまずいた部分が多くあります。ルータやスイッチの動きはイラストを使って説明することにより一発で理解できるというケースも多いので、トレーニング中には受講生の反応を見ながら、簡単なイラストを交えて視覚的に理解してもらえるように心がけています。また、自分でもパケットをキャプチャし、テキストに書かれていることを実際に目で見て体感的に理解し、講義内容の中に落とし込むようにしています。インストラクタの仕事としては、教壇に立つ以外に問題集の編集や作成も行っています。

     

     

    ――シスコのコースで最もお薦めしたいのはどんなところですか。
    菅野さん

    座学に加え、実機や Virtual Lab を用いてテキストに書いてあるコマンドを自分で実際に入力してもらうという時間をかなり長く設けていますので、より体感的な技術の習得が可能となっています。テキストを読んだだけでは実感がわかないという部分を解消できるような内容になっていますので、受講していただければ、試験問題が解けるというだけではなく、実際の現場に出てからも 「あの研修でやったことを今使っているんだ」 と実感していただけると思います。試験対策としてはもちろん、実際の現場で役立つ技術が身につくという点でも受講を強くお薦めします。

     

     

    ――最後に、インストラクタとしてのやりがいと、今後の目標についてお聞かせください。
    菅野さん

    自分の持つ専門性や知識がコースという形で存分に活かせること、そして 「教える」 ことを通じて資格取得を後押しすることで、受講生の成長に貢献できていると感じられることです。このふたつに加え、私自身が勉強するのが好きな人間なので、学び続ける姿勢が欠かせないインストラクタという職業は天職だと思っています。CCSI については、認定を受けるために厳しい基準をクリアする必要がありますが、その過程で幅広い技術や知識を身につけることができ、合格した際には大きな自信にもつながる素晴らしいシステムだと考えています。今後の目標は、まずは CCNP のコースを担当できるようになること。将来はよりハイレベルなコースを担当できるようになりたいと考えています。

     

     


     

    名前:菅野 数宙 (かんの かずひろ) さん
    CTC テクノロジー株式会社 エデュケーション企画推進部 エデュケーションサービス課
    取得認定
    2016年6月CCNA Routing and Switching
    2016年11月CCNP Routing and Switching
    2018年8月CCSI (Certified Cisco Systems Instructor)

     

     

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