城を築くか、守るか

    本ページは英語ドキュメントを翻訳したものです。

     


     

    この2つのセキュリティ キャリアパスは、どちらも別の観点から物事に焦点を当てていますが、シスコが提供するコースなら、どちら側からキャリアをスタートさせる場合にも対応できます。気軽に受講できるのに、圧倒的な情報量が得られるウェビナーで、この将来有望な分野でキャリアを築く方法について解説します。ホストはセキュリティ トレーニング担当のシスコ ポートフォリオ マネージャー、トム・ギルヘニー氏が務め、多種多様な経歴を持つ4人のサイバーセキュリティ プロフェッショナルから話を伺います。サイバーセキュリティ分野に参入し、先陣を切るための現実的なアドバイスをパネリストが共有します。実地体験が不足している方にも有益な情報が満載です。

     

    以下に、パネリストが共有してくれた優れたアドバイス、ヒント、体験、叡智の一部をご紹介します。キャリアに関する第一級の知見を得るには、「Panel on Job Success (キャリアの成功に関するパネルディスカッション)」 ポッドキャスト全体をお聞きください。

     

    パネリストをご紹介します。

     

    キャサリン・マクナマラ:network-node.com でサイバーセキュリティ関連の記事を執筆しているキャサリンは、サイバーセキュリティ システムエンジニア兼デザイナーであり、大規模なミートアップスタディグループ、RouterGods [英語] の共同スポンサーでもあります。

     

    タミー・グェン:シスコ セキュリティインシデント対応チームのマネージャー。Cisco Women in Cybersecurity [英語] でも積極的に活動しています。

     

    ジェニー・グアイ:ジェニーはセキュリティ オペレーションセンター (SOC) で情報セキュリティ アナリストとして働いています。彼女が辿った最短距離でのキャリアアップは、Learning@Cisco のストーリーで最近取り上げられ [英語]、シスコの Facebook サイトでもインタビュー [英語] が掲載されています。

     

    クレイグ・ウィリアムズ:クレイグはサイバーセキュリティ リサーチャーであり、シスコのTalos Outreach チームのディレクター [英語] を務め、Cisco Live の著名な解説者でもあります。

     

    「城を築く」 か、「城を守る」 か

     

    トムの言葉をご紹介します。「自分は物事を細分化しようと試みます。」「システムを設計し、それをセットアップし、セキュリティ コントロール ポイントを見つけ出すのがマネージャーやアーキテクトです。私はこれを「城を築く」と呼んでいます。設計、構築、守備を整えること。

     

    iStock-108271875_smaller.jpg 「また、イベントが発生したときに対応する運営スペシャリストもいます。彼らは「城を守る」人たちです。物事が壁にぶつかったとき、何が起こるでしょうか。マネージャーは予算や法的規制を検討しますが、ニーズや問題を理解する十分な技術的知識が必要です。」

     

    さまざまな種類のモバイル デバイスやサービスが存在する今、セキュリティは33の専門領域と52の職種に分かれ、すべてに初級レベルと上級レベルの両方があります。トムの意見をご紹介します。「活動を細かく分ける必要があります。1,007件のタスクと、4つの大まかな領域があります。マネジメント、アーキテクト、エンジニアと技術者、そして運営です。」

     

    「成功とはどのようなものでしょうか?」

     

    キャサリンは次のように述べています。「クライアントのニーズを探すのが私の役目です。どの会社も解決しようと奮闘している弱点や、満たすべき規制があります。私の仕事の大半は、話を伺い、解決策を探し出すことです。」

     

    ジェニーにとってはどうでしょうか。「とてもやりがいのある、たくさんのツールからログ要求が跳ね返ってきたり、それが一度に大量に発生したときに、一番充実していると感じます。ものすごく大変ですが、グループで取り組めば楽しいものです。」

     

    タミーの言葉を紹介します。「インシデント対応チームの仕事はとても楽しく取り組めています。重大なインシデントやケースが発生すると全員一斉に任務に取り掛かり、100人いれば100通りの責任があります。ペースが速く刺激的な仕事ですが、誰もが落ち着いて取り組んでいます。」

     

    クレイグは次のように述べています。「テクニカル エディター、グラフィック アーティスト、ブロガー、ウェブサイトなど、Talos には多様な人材が集まっています。自宅のガレージで独学で学んだ人もいれば、天体物理学の博士もいます。」

     

    「仕事の観点から見て、何がご自分の成功につながったと思いますか?」

     

    キャサリンは次のように説明しています。「私は貧困状態で、最低賃金で働いていて、家はボロボロでした。たまたまヘルプデスクの業務に就く機会がありました。副業として、夜には警備員として働きました。歯を磨くのが必要なように、勉強も必要だという意識に変わりました。」

     

    ジェニーはこのように付け加えています。「認定試験に向けて勉強していると、たくさんの知識が身に付き、そのおかげで最初の職を得ることができました。サイバーセキュリティ業界に参入するなら、好奇心を持つ必要があります。」

     

    「過去の自分と話せるなら、どのようなアドバイスを贈りますか?」

     

    タミーの回答です。「自分の取り組みすべてについて、専門家になることにこだわりすぎなければよかったと感じています。今なら自分の知識量を知っていますし、次に何を学ぶべきかもわかっています。何千もの物事を知っている必要はないのです。」

     

    クレイグはこのように付け加えています。「大学を卒業したときは、1日中コードを書くような徹底した開発者になるんだと考えていました。メイクをして TV に出演し、マルウェアについて話すことになるとは思いもしませんでした。」

     

    「今最も気になっていることは何ですか?」

     

    クレイグの回答です。「NotPetya をはじめとする、ますます高まるサイバー攻撃の脅威です。悪事は蔓延するということです。これは残念なお知らせですが、キャリアの視点から見れば悪いことばかりでもありません。サイバーセキュリティ業界にいれば、職にあぶれることは絶対にありません。」

     

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    トムはこのように述べています。「ヘッドラインの 「今日のハック」 記事は大人気です。でも、未来のハックを手にするには、重要なスキルを学び、教育と知識を得ることのほうが重要だと思います。」

     

    「採用条件の中で、自分が満たしていない項目があったらどうしますか?」

     

    ジェニー:「認定を取得します。こうすれば、履歴書を見た人に学習意欲があることをアピールできます。実地体験が不足していても、それを補うことができると思います。」

     

    キャサリンからのアドバイスをご紹介します。「学習に対する意欲と情念を示すことができれば、不足している50%を埋め合わせることができます。」

     

    クレイグはこのように付け加えています。「あなたの好きなゲームは何ですか?戦略系のゲームやパズルゲームが好きなら、マルウェアの優秀なハンターになれるかもしれません。」

     


    サイバーセキュリティ業界で出世することに興味があるなら、このパネルディスカッションをお見逃しなく。

     

    CCNA Security トレーニング ビデオページのポッドキャストの録画セッション (「Panel on Job Success (キャリアの成功に関するパネルディスカッション) [英語] 」 を検索してください) を聞き、自分だったら城を築くのか城を守るのか考えてみましょう。成功を手にしたプロフェッショナルがどのように働く機会を得て、どのようにチームに雇用されているかを知り、会社が何を求めているかを理解することができます。

     

    業界未経験であっても実践的なスキルが得られる創造的な方法やサイトも紹介しています。実際の設備を用いた、24時間365日アクセスできる遊び場付きの本物のラボです。

     

    トムはこのように述べています。「結局のところ重要なのは、柔軟性を持ち、変化を恐れないことです。常に進化し、新しいスキルを手に入れる機会を逃さないこと。」

     

    その他の注目すべきサイトをご紹介します。

     

    www.cisco.com/c/m/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/security-training-and-certifications.html

    セキュリティトレーニングと認定オプション全般を説明します。

     


    プライマリ写真 リンダ・ボロフは、ネットワーク セキュリティ、アナリティクス、仮想データセンター、SDN をはじめとする分野で10年を超える経験を積んだ、技術・マーケティング ライターです。