CCSI 紹介 Vol.9●トレノケート株式会社 日鷹 仁司さん(後編)

    > シスコ認定ラーニングパートナーラウンジ> CCSI 紹介

     

    日鷹 仁司さん

    CCSI (Certified Cisco Systems Instructor) 紹介 vol. 9
    トレノケート株式会社 日鷹 仁司さん(後編)

    Instructor Excellence Award を3年連続で受賞!
    15年間積み重ねてきたスキルを武器に、目指すは70歳現役

     

    シスコでは、顧客満足度の高い認定ラーニングパートナー所属のシスコ認定インストラクターの方々に毎年アワードを授与しています。このアワードを3年連続で受賞しているのがトレノケート株式会社の日鷹 仁司さんです。CCSI の資格を取得して15年、シスコ認定インストラクターの先駆けともいえる日鷹さんにお話を伺いました。

    (前編はこちら)

     

     

    50歳にして CCIE Routing and Switching を取得

    ――ご自身が CCIE Routing and Switching を取得したのは、2013年と最近ですね。
    日鷹さん

    ラボ試験のトラブルシュートで2回続けて不合格となり、3度目の正直で取得したのは50歳のときでした。CCIE 育成トレーニングを受講する時間がなかったので、自社のテキストを見ながら、機材を最大限活用して勉強を進めましたが、結局合格するまで半年かかりました。その半年間は、他の人も言っているように、基本的に寝ているとき以外は昼夜の区別なく機材を触っていました。昼間はインストラクター業務をして、それ以外は自分の試験勉強にあてました。そうしたら、本当に夢の中にコンフィグが出てきました (笑)。

     

     

    ――たいへんな苦労の末に資格を取得したことで、教える側になった際にフィードバックされたことはありますか?
    日鷹さん

    2つあります。1つめは、必ず実機で確認しようという癖がつきました。先ほども申し上げたとおり、「答えは必ずマシンにある」 ので、実機で実際に設定してみないと何もわからないということです。2つめは、他の CCIE ホルダーの方もよくおっしゃっていますが、「人に聞けなくなる」 ということです。CCIE は人から頼りにされる 「最後の砦」 であって、自分が人に聞く立場ではないのです。CCIE 取得を目指している人には、「CCIE 取得はゴールではないですよ。CCIE になると仕事の仕方はガラッと変わりますよ」 と伝えています。

     

     

    教える際の心構えを“見える化 ” して社員に公開

    ――CCSI 資格の更新について教えてください。
    日鷹さん

    基本的には毎年契約更新の必要があります。ただし、一年間に指定の期間以上コースを実施、トレーニング終了時、全受講者に依頼する第三者機関のアンケート、Metrics that Matter (MTM) の結果が悪くない限りは無条件で更新できます。

     

     

    ――シスコが顧客満足度の高い認定ラーニングパートナー所属のシスコ認定インストラクターに授与する Instructor Excellence Award を3年連続で受賞されています。
    日鷹さん

    imageありがとうございます。こういった他者の評価は自分ではコントロールできませんから、一つ一つのコースをきちんと丁寧にやろうということしか考えていません。CCIE を受験しようをする方は目的がはっきりしていますので、アンケートも良くつけてくださっているのかなと勝手に思っています。こちらは MTM 結果ではありませんが、2017年6月実施の Cisco Support Community 主催 Cisco ACI 入門のライブイベント評価レポートです。

     

     

    ――拝見します。「話し方がとても丁寧なので、聞きやすかった」「旧来の機器と比較して本機器ではこういう設定ができる、などの具体的な話が出されていたことがよかった」「これまでの ACI の資料やセミナーの中で一番わかりやすいセミナーだった」「入門編として非常にわかりやすい資料と講師の方の説明の仕方がよかった」「講師の方の話し方が丁寧で聞きやすかった」。この 4.83 というスコアは相当高いですね。ご自身では答えるのが難しいかもしれませんが、これだけ支持を受けている、そもそも人が集まらない会社もある中で、御社のコースが選ばれるわけ、ご自身が高い評価を受ける理由というのはどういったところだと思いますか?
    日鷹さん

    難しいところですが、まずはノウハウの積み重ねがあると思います。例えば、弊社の CCIE トレーニングは私が担当するずっと前から続いていて、デリバティブワークを活用してその都度担当したインストラクターが改善・改良しながらつくりあげてきたという自負があります。あとは個人的にこういったアンケートで良い評価をいただけているのは、コンテンツと私の相性だったりお客さんと私の相性だったり、たまたまいろいろなことが重なった結果かなと受け止めています。

     

     

    ――お話をうかがっていると、日鷹さんにとってインストラクターは天職のように思えます。
    日鷹さん

    分かりやすく話そうとか、自分の言ったことをなるべくシンプルに伝えようとすることを何十年とやってきているので、そういうのは自然と身についているのかもしれません。会社の中で私のアンケート結果がよいらしくて、上司からはその理由を 「見える化」 するようにといわれているのですが、自分ではどこが支持をいただいているのか分からないものです。ですから自分自身が日ごろ心がけていることや、コースでどのような工夫をしているかを書き出して、社員に公開・共有しています。

     

     

    ――それがインストラクター全体のボトムアップにつながるということですね。
    日鷹さん

    他の人がこれを読んで 「あ、自分はこんなことやったことないよ」 という気づきが生まれてくれればいいなと思っています。

     

     

    ――テクノロジー分野におけるインストラクターとして、今後の目標をお聞かせください。
    日鷹さん

    65歳まで現役でテクニカルコースを担当することです。弊社には、テクノロジー分野ではありませんが、嘱託で65歳、フリーランスとして契約して70歳で現役のインストラクターがいます。最先端の CCNP の Data Center や CCIE のテクニカルコースを現役バリバリのお年寄りが教えていたら面白いと思いませんか? 頭を柔らかく保てるかどうかはこれから次第ですが、今55歳なのであと10年間技術と向き合い続け、テクノロジー分野における先例をつくることができればと考えています。

     

     

    ――最後にこの記事を読んでいる読者にメッセージをお願いいたします。
    日鷹さん

    image近年のシスコのトレーニングは“Leaning through Labs ”(演習体験を通して学習を進める) という思想に基づいて設計されており、豊富な演習を通して、机上の知識だけではない実践的な力を身に着けることができます。Routing & Switching カテゴリでも5~10台の機械を同時に設定いただけますし、Cisco Data Center カテゴリでは高価な Cisco Nexus スイッチ群、セキュリティコースでの ASA や WLAN コースでの WLC などの豊富な機材を使用します。弊社の Data Center トレーニングでは、その演習ガイドを独自に日本語化して配布しており、演習がよりスムーズに深くご理解いただけるようになっています。さらにオリジナルの解説資料を追加したコースや、CCIE 学習のための MPLS やマルチキャストなどの技術要素を修得いただけるデリィバティブワークのコースも展開しています。この記事をお読みの皆様とコースでお会いできることを楽しみにしています。

     

     


     

    名前:日鷹 仁司 (ひだか ひとし) さん
    トレノケート株式会社 ラーニングサービス本部 テクニカルトレーニング第2部
    取得認定
    2000年12月CCNA Routing and Switching
    2003年6月CCSI (Certified Cisco Systems Instructor)
    2005年3月CCNP Routing and Switching
    2005年8月CCDA
    2013年6月CCIE Routing and Switching
    2014年3月CCNA Data Center
    2015年11月CCNP Data Center
    Cisco Data Center Unified Computing Support Specialist
    Cisco Data Center Unified Fabric Support Specialist
    2018年9月CCDP

     

     

     

    (前編はこちら)

     

     

    > シスコ認定ラーニングパートナーラウンジ> CCSI 紹介

    CLNBanner