CCIE ラボ試験準備のためのクイック リファレンス ガイド

    本ページは英語ドキュメントを翻訳したものです。

     


     

    CCIE ラボ試験

    CCIE ラボ試験の準備は、初めての受験者にとっては非常に不安が多いかもしれません。 準備の過程では、通常の学習に加えて、試験内容についても把握しておくことが大切です。これまでも #CertsandLabs  ブログの記事では、ラボでの作業内容やラボ試験に関する誤解について、また受験者のために行ってきたラボの改善について取り上げてきました。 今回のブログでは、必要なポリシーの確認、試験準備のためのヒント、試験日の実際の様子など、ラボ試験に関わる要素を論理的な順序で紹介します。

     

    試験規則について:


    試験規則について理解し、受験資格の喪失を防いでください。またラボで要求される振る舞いについても把握してください。 


    1. 受験者の権利と責任:NDA とシスコの行動規範について把握してください。
    2. ラボのポリシー:CCIE ラボの受験者は、次のようなポリシーを理解している必要があります。
      1. 許可されていない資料を持ち込まない:試験中は、外部の参考資料を持ち込むことも持ち出すこともできません。財布やバッグ、携帯電話などの持ち物は指定された場所に保管できますが、試験会場に持ち込むことはできません。 試験に必要なものはすべて試験の際に提供されます。
      2. 試験前、試験中、また試験終了後も、試験について誰かと話し合ったり相談したりすることはできません。試験中は、試験についてラボの試験官とのみ話すことができます。
    3. 受験料の支払い期日ラボ試験日の 90 日以上前までに全額を支払う必要があります。期日までに支払いがなかった場合は、受験資格が自動的に取り消されます。シスコはそれについて責任を負いません。
    4. ビザ要件:選択したラボの場所が自国の外にある場合は、ラボ試験を受けるにあたって、実施国のビザ要件を満たす必要があります。ラボ試験を予約する前にビザの要件を調査して把握し、試験日の 10 ~ 12 週間以上前に必要なビザを申請しておくことを強くお勧めします。
    5. キャンセル ポリシー試験のスケジュール変更またはキャンセルを行うには、Lab Scheduling ツールにログインして、予定していたラボをスケジュールから削除します。それにより、都合のよい日付または場所に応じて再度スケジュールを設定できます。受験日まで 90 日を切っている場合、試験の予約日に支払いを済ませてください。電信送金によって支払いを済ませていて、キャンセル期日(ラボの日付の 91 日前)より前に試験をキャンセルした場合には、Certifications Online Support ツールを通じて請求することで、試験料が全額返金されます。

     

    事前準備:


    受験経験の有無にかかわらず、ラボでは緊張するものです。 試験に向けて適切な準備をしておけば、不安を解消し遅刻を防げます。 


    1. ホテルおよび現地の試験情報:ホテルとその周辺地域、そして試験会場到着までに要する時間を調べます。 ラボの会場がホテルから徒歩圏内にある場合もありますが、徒歩、車、タクシーなど、手段に応じて計画しておくことが重要です。 試験は早ければ現地時間の午前 7 時から開始されることもあります。遅刻しても時間が延長されることはありません。 試験に 2 時間以上遅れた場合、受験者は試験を受けることができず「欠席」扱いとなり、試験料は返金されません。試験の前にホテルをチェックアウトした場合は、コンシェルジュに手荷物を預けるようにしてください。 試験会場に手荷物を持ち込むことはできませんが、スペースが許せば、シスコが手荷物を預かることもできます。
    2. 快適な服装:特にビジネスウェアは要求されていません。 試験は最大 8 時間かかるため、窮屈でない服装をお勧めします。 
    3. 適切な食事:常識的なことではありますが、朝食は普段と同じようにとるのがよいでしょう。受験者の多くは試験を侮っています。試験前にきちんと食事をとらなければ、いたずらに注意力が削がれます。 最大 8 時間の試験は、1 日の勤務時間に相当します。 そのため、通常の出勤前と同じように食事をとるようにしてください。 グループ単位で設定されている昼食時間以外には、会場外で食事をとることはできません。 試験前に食事をとることが重要ですが、食べ過ぎで具合が悪くなったりしないように注意してください。
    4. 指定された身分証明書を持参:2 種類の身分証明書が必要になります。 運転免許証またはパスポートはどちらも適切ですが、提示する身分証明書には自筆署名が必要です。また、少なくとも 1 つの身分証明書は、政府発行で写真付きのものである必要があります。

     

    ラボ環境を理解する:


    試験会場に到着すると、試験の予定に関する短いブリーフィングがあり、ラボの機材の説明、および試験中の試験官の役割について簡単に説明されます。 昼食は提供されます。 ブリーフィングと昼休みは、試験の時間にカウントされません。別途必要なだけ休憩を取ることはできますが、それらの休憩中に試験が中断されることはありません。


    試験官は受験者を支援する存在であり、 試験内容に関する疑問を解消するとともに、質問の意図を明確にする役割を果たします。 ただし、受験者が行った設定が適切かどうかを試験官が確認することはできません。 受験者は学生ではなく、あくまで受験者です。受験方法について誰かに尋ねることはできません。受験者には、実用的な知識を身に付けていること、および試験を完了するために必要なスキルについて把握していることが期待されます。


    機器や構成の技術的な問題を回避するため、すべてのラボ試験は事前に設定し、テストを行っています。 ただしまれに、ハードウェア、ソフトウェア、またはネットワークに関連する、技術的に複雑な事態が発生する場合があります。その際には、貴重な時間を使って自分で修理しようとせず、試験官にただちに知らせてください。 提供された試験用の機器に問題が発生したら、問題のトラブルシューティングに 10 分以上かけないようにし、ラボ試験の試験官にその旨を報告してください。ベスト プラクティスとして、シスコでは頻繁に設定を保存することをお勧めしています。 試験官は試験を進められるか否かを決定すると、経過した時間分ラボセッションを延長するか、問題の解決に必要と思われる時間が 2 時間を超える場合は、サポート ケースをオープンして受験者に試験の日程変更を勧めることになります。


    自信を持って受験する:


    事前準備を行ったら、いよいよ試験です。ラボの実施方法にはいくつか変更がありました。 主な点を 4 つ示します。


    1. CCIE 試験内容の統合:試験内容を包括的に理解できるように、既存の筆記試験とラボ試験の内容が統合されました。試験のレイアウトは、トラブルシューティング モジュール、診断モジュール、設定モジュールで構成されます。試験トラックによってはレイアウトが異なります。 たとえば CCIE Routing and Switching ラボ試験は、2 時間のトラブルシューティング セクション、30 分の診断セクション、5 時間 30 分の設定セクションで構成されます。受験者は、設定セクションから最大 30 分をトラブルシューティング セクションに移すことができます。試験の構成はそれぞれ異なり、必ずしも 3 つすべてのモジュールが含まれていない場合もあります。 1 つのレイアウトに CCIE Collaboration などの 1 つの設定モジュールが含まれる場合もあれば、CCIE Data Center や CCIE Wireless には診断レイアウトと設定レイアウトの両方が含まれ、CCIE Security には 3 つすべてのモジュールが含まれるなどの違いがあります。 特定の試験内容を確認し、各モジュールの構成を理解することで、受験するラボ試験のレイアウトと内容を正確に把握してからラボに入ることが重要です。
    2. トラブルシューティング モジュール:このモジュールでは、互いに独立しているインシデントを提供します。これは一方のインシデントが他方のインシデントの解決に依存しないことを意味します。一部のラボ試験では、受験者が設定モジュールから最大 30 分を別のモジュールに移すことができます。その時点ではまだ設定モジュールを確認できないため、受験者はどこでより多くの時間が必要になるかを把握できません。
    3. 診断モジュール:このモジュールの主な目的は、ネットワークの問題の適切な診断に必要なスキルを評価することです。コンソールにはアクセスできませんが、問題がトラブルシューティング チケットの形式で提示され、ドラッグアンドドロップ可能なポイントアンドクリック式の図で、複数の選択肢から選択する方法で解答します。そこでは、データを分析して問題の根本原因を理解する必要があります。またその際には、ネットワークエンジニアが問題を調査するような現実的なシナリオのスナップショットを示す、一連のドキュメントが提供されます。そこでは、根本原因分析をカスタマーに提供したり、トラブルシューティング プロセスで困っている同僚を支援したり、以前の調査手順をまとめたりする必要があります。
    4. 設定モジュール:このモジュールは、現実の実稼働環境と同様のセットアップになっています。そこでは、シスコ アプライアンスの仮想インスタンスで作業を行うタスクが与えられます。


    グレードポリシーについて知る


    ラボ試験に合格するには、個々のモジュールと試験全体の両方について最小合格スコアがあり、3 つすべてのモジュールの合計でグレードが決まります。 そのため、3 つのモジュールのいずれかに不合格になるか、または受験しないモジュールがあれば、ラボ試験に合格できません。 どの試験項目でも部分点は与えられません。


    結果を受け取る


    ラボ試験を終了すると、現場の試験官が試験の評価と採点を行います。 ラボ スコアは、48 時間以内に CCO プロファイルで確認できるようになります。 スコアは合格、または不合格で示されます。 合格した場合は、CCO プロファイルについて電子メールの情報が更新され、新しいデジタル バッジを自動的に受信できるようになっていることを確認してください。 試験に合格してから 1 週間が経過してもデジタル バッジが届かない場合は、Acclaim サポート チームまでご連絡ください。 デジタル バッジを最大にする方法の詳細については、以前のブログ「Cisco’s New Digital Badge Offering(シスコの新しいデジタル バッジ)」 を参照してください。


    不合格になった場合は、スコア レポートで詳細を確認してください。このレポートには、さらに学習や対策が必要と思われる項目に関する、受験者への有益な情報が示されます。 ラボ試験の再受験ポリシーでは、それまでの受験回数に関わらず、不合格になった試験については 30 日間の待機期間後に再受験可能です。 


    試験準備から試験結果の受け取りまでの各フェーズでは必要な作業も異なるため、事前に理解しておく必要があります。 ここでの情報を活用し、試験に対する不安を解消してください。 シスコでは、皆様からのご意見をお待ちしています。 Learning@Cisco ソーシャル メディア チャネルを通じてご連絡いただくか、#CiscoCertsisListening タグを付けて投稿に返信してください。 ご質問に直接お答えするか、フィードバックの内容についてチームで検討いたします。

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