CCDE スタディ グループを運営する方法(Daniel Dib)

    本ページは英語ドキュメントを翻訳したものです。

     


     

    CCDE スタディ グループを運営する方法(Daniel Dib)前回の投稿では、CCDE 取得に成功するうえでスタディ グループを作ることが非常に重要であることをお話ししました。しかし、スタディ グループはどのように運営すればよいのでしょうか。グループの運営において重要なことは何でしょうか。

     

    グループの質は参加メンバーによって決まります。私の前回の投稿のアドバイスは実践していただけたでしょうか。多数の人をメンバーに加え、その中にグループの活動に熱心でない人が含まれていると、どのように運営してもグループはうまくいきません。

     

    コラボレーション– 最も重要なことはコラボレーションしやすい環境を用意することです。各自が現在取り組んでいることを共有するよう奨励しましょう。ただし、言うまでもありませんが、NDA に注意し、お客様の名前を漏らさないように気をつけてください。あるトピックについて学習するときには、質問をしましょう。これは、自身の学習にとってもグループ全体にとっても良いことです。 さまざまなトピックの経験レベルは人によって異なります。グループのメンバー間で毎日意見交換が行われるとよいでしょう。皆さんは、グループの運営責任者として良い手本を示し、メンバー間の議論を継続させる必要があります。

     

    ルームを作る– ルーム、チャネル、またはどのように呼んでもかまいませんが、さまざまなテクノロジーについて個別に議論する場をいくつか設けます。こうすることで、さまざまなトピックに関する大量のテキストが 1 つの場に混在することがなくなるため、議論の流れを追いやすくなり、継続して集中することができます。たとえば私たちのグループでは、データセンター、MPLS、マルチキャスト、OAM、オーバーレイ、QoS、ルーティング、スイッチング、セキュリティ、ワイヤレス用のルームを設けています。さらに、正規の CCDE ブートキャンプ ベンダーのシナリオについて議論できるベンダー ルームも用意しています。私たちはあらゆる形態の海賊版に反対の立場をとっているので、ベンダー ルームに参加するには、正規版の製品を購入する必要があります。

     

    スタディ セッションをスケジュールする– スタディ グループの最も重要な部分は、定期的にスタディ セッションを実施し、そこでテクノロジーやシナリオについて話し合うことです。私たちのグループでは通常、WebEx を使用してセッションを設定し、毎週末に実施しています。全員参加にこだわらないでください。少なくとも 4 ~ 5 名程度の参加者がいるのであれば、全員の予定が合うようにスケジュールを組み直すことは重要ではないでしょう。私たちは通常、後でメンバーが視聴できるようにこれらのセッションを録画しています。ただし、ベンダーから提供された資料について議論するセッションは除きます。スタディ セッションに積極的に参加することが、何よりも勉強になります。

     

    ルールを適用する – グループのモチベーションを維持するには、ルールを設けてそれに従うことが重要です。私たちのグループでは、発言せずにいることは認められません。グループに参加しているなら、コラボレーションしなければなりません。2 ヵ月間一言も発言しないメンバーがいたとしたら、そのメンバーは熱心でないか、何のお返しもせず自分の利益のためだけにスタディ グループを利用していると見てまず間違いないと思われます。私たちは、時折メンバーの整理を実施し、積極性のないメンバーに対してグループ活動に積極的に参加するか、グループから抜けるように伝えています。諸事情が活動の妨げになることもあります。そのような場合には、いったんグループから抜け、後で戻ってくればよいのです。グループが大きくなりすぎて、グループに貢献しないメンバーが含まれていると、グループの士気が低下します。メンバーを整理しましょう。

     

    シナリオを作成する - 最適な学習方法の 1 つに、独自のシナリオを作成し、グループの他のメンバーにそのシナリオを実践させることがあります。シナリオについて報告や議論を行うセッションをスケジュールしましょう。このセッションの目的は、正誤の二者択一の答えを求めることではなく、議論を促進することです。1 つの答えしかないと考えていたものにも実に多くの見方があることを知って、驚くかもしれません。利用可能な正規ベンダーのシナリオは限られています。メンバーにシナリオを作成してもらえば、手持ちのシナリオの数が増え、コラボレーションの効果が高まります。

     

    私たちのグループでは Slack を使用していますが、チャットやルームの作成などに使用できるツールであれば何でもかまいせん。Spark や Ryver など、お好きなツールをどれでもお使いください。私の最初の投稿のアドバイスに従ったうえで、この投稿の推奨事項を実践すれば、あなたもきっとスタディ グループを適切に運営できるでしょう。シスコでは、このようなグループの作成を支援するための継続的な取り組みをいくつか行っています。詳しくは以下のリンクをご覧ください。

     

    皆さんの学習がうまくいくことをお祈りいたします。またお会いしましょう。ところで、もし皆さんが CCDE の学習者で、Cisco Live US に足を運ぶ機会がありましたら、お気軽にお声をおかけください。噛みついたりしませんよ。お約束します。

     

    著者について

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    Daniel Dib 氏(CCIE #37149、CCDE #20160011)は、Conscia Netsafe のシニア ネットワーク アーキテクトです。ビジネス ニーズを満たす、スケーラブルでモジュラ型の、可用性の高いネットワーク設計の作成に取り組んでいます。Daniel は実装と運用から開始し、2012 年に CCIE を取得しました。2016 年 5 月、スウェーデンで 2 番目の CCDE 認定取得者となりました。

    ルーティング、スイッチング、マルチキャスト、および高速コンバージェンスにおける深い専門知識を有し、何度も専門家として顧客に対応しています。

     

     

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