ラボの 1 日:CCIE 試験の実際

    本ページは英語ドキュメントを翻訳したものです。

     


     

    ラボの 1 日:CCIE 試験の実際CCIE は、シスコ認定プログラム ポートフォリオの中で最も権威があり価値の高い試験の 1 つです。 エキスパート レベル認定の取得者は、すべてのシスコ認定プロフェッショナルの 2 % のみです。 このトップ レベルの認定取得者となるには、筆記試験と実技ラボ試験に合格するための努力と献身、および能力が必要です。 CCIE または CCDE の実技試験を初めて受ける際、多くの受験者が最も不安に思うことの 1 つに、ラボで実施される試験内容が挙げられます。”試験に向けた勉強とラボ サイトに向かうための準備を進めることに加え、ラボに着いたときに何をする必要があるのかを心配しなければなりません。  このブログでは、受験者が試験前、試験中、および試験後に参考にできるヒントを中心に紹介します。


    ラボに向かうまでの準備

     

    初めての試験であるかどうかにかかわらず、ほとんどの受験者は通常、ラボに入ることに不安を感じます。 試験に向けて適切な準備をしておけば、遅刻や不安をなくすことができます。  選択したラボの場所が自国の外にある場合は、ラボ試験を受けるにあたって、その国のビザの要件を満たさなければなりません。ラボ試験を予約する前にビザの要件を調査して把握し、試験日の 10 ~ 12 週間以上前に必要なビザを申請しておくことを強くお勧めします。必要なビザを取得できなければ、キャンセル ポリシーに従って、支払期日前にラボ試験をキャンセルする必要があります。Visa Invite Letter をリクエストするには、Lab Scheduling tool [英語] (筆記試験合格の該当者のみアクセス可能)の上部にある [ビザ(Visa)] タブを選択してください。

     

    ビザを取得したら、CCIE ラボ試験/実技試験と支払い情報で、宿泊施設や試験会場に関する情報を確認します。宿泊施設、ラボの場所に到着するまでの所要時間、そして現地でより快適に過ごすために、周辺地域を調べておきます。  一部のラボは、宿泊施設から歩いて行ける距離にあります。 時間通りに到着できるよう、宿泊施設からラボまでの移動の計画を立てておくことが重要です。 ラボ試験によっては、早ければ現地時間の午前 7 時から開始されることもあり、遅刻しても時間が延長されることはありません。 試験に 2 時間以上遅れた場合、受験者は試験を受けることができず「欠席」扱いとなり、試験料は返金されません。

     

    ラボ試験の日は楽な(ただし適切な)服装でかまわず、ビジネス ウェアを着用する必要はありません。 試験は最大 8 時間かかる場合があるため、それだけの時間を確保しておかなければなりません。 試験の前に宿泊施設をチェックアウトした場合は、コンシェルジュに手荷物を預けるようにしてください。 試験会場に直接手荷物を持ち込むことはできませんが、スペースがあれば、シスコが預かることも可能です。

     

    ラボ到着後

     

    試験会場に到着したら、次は何を行うのでしょうか。 各受験者は、運転免許証やパスポートなど、2 つの形式の ID を提示する必要があります。 どちらの ID にも受験者の署名があり、そのうち 1 つは写真付きの公的なものでなければなりません。 ロッカー、収納スペース、またはその他の指定場所には、財布、小銭入れ、携帯電話などの携行品を置いておくことができますが、テスト会場への外部の参考資料等の持ち込みは一切禁止されています。  試験に必要なものはすべて提供されますが、受験者には一般的なプロトコルやテクノロジーに関する知識があるものと想定されています。

     

    試験の日には、試験の予定に関する簡単なブリーフィング、ラボの機材の説明、および試験中の試験官の役割についての概要説明が行われます。 また、各会場で昼食が提供されます。 ブリーフィングと昼休みは、試験の時間にカウントされません。 別途必要なだけ休憩を取ることはできますが、それらの休憩中に試験が中断されることはありません。

     

    一部の試験には、設定、診断、およびトラブルシューティングに関するセクションがあります。 個々のトラックの各試験について、シスコ ラーニング ネットワークの 試験内容 マスターリストに試験内容のリスト(試験のブループリント)が用意されています。

     

    シスコでは、試験中における試験官の役割について、ラボ試験を初めて受ける受験者に正しく認識していただきたいと考えています。 試験官は受験者を支援する存在であり、 試験内容に関する疑問を解消するとともに、質問の意図を明確にする役割を果たします。 受験者が行った設定が適切なのか間違っているのかを試験官が確認することはできません。 受験者は自身のことを、課題を完了させる方法をインストラクタに教えてもらえる学生ではなく、試験を受ける者であるということを認識する必要があります。受験者には、実用的な知識を身に付けていること、および試験を完了するために必要なスキルについて把握していることが期待されます。

     

    機器や構成の技術的な問題を回避するため、すべてのラボ試験は事前に設定し、テストを行っています。 ただしまれに、ハードウェア、ソフトウェア、またはネットワーク関連の問題に伴って技術的な問題が生じることがあり、そのときは試験官に即座にそのことを伝えてください。  システムが動作不能になったり、試験を進められなくなった場合は、自分でシステムを元に戻そうとして貴重な時間を無駄にしないようにしてください。 提供された試験用の機器に問題が発生したら、問題のトラブルシューティングに 10 分以上かけないようにし、ラボ試験の試験官にその旨を報告してください。ベスト プラクティスとして、シスコでは頻繁に設定を保存することをお勧めしています。 試験官は試験を進められるか否かを決定すると、経過した時間分ラボセッションを延長するか、問題の解決に必要と思われる時間が 2 時間を超える場合は、サポート ケースをオープンして受験者に試験の日程変更を勧めることになります。

     

    試験後

    ラボ試験を終了すると、現場の試験官が試験の評価と採点を行います。 ラボ スコアは、48 時間以内に CCO プロファイルで確認できるようになります。 スコアは合格、または不合格で示されます。 不合格になった場合は、スコア レポートで詳細を確認してください。 このレポートには、さらに学習や対策が必要と思われる項目に関する、受験者への有益な情報が示されます。

     

    CCIE レベルの試験に挑戦する人は、自ずと数少ないエンジニア グループに分類されることになります。 初回の受験で試験に合格しようと、3 回または 4 回目の受験で合格したとしても、CCIE 認定の取得を目指すことは技術分野でのキャリアアップに役立ちます。 シスコ認定プロフェッショナルの上位 2 % に入るには、準備がきわめて重要です。  そのためにはまず、何を求められているのかを知ることから始めましょう。 大切なのは受験者の権利と責任、およびラボのポリシーを熟知したうえで計画を立てること、そして何より、認定の取得に必要な経験を積んで、次の CCIE ラボ試験のすべてのトラックに固有の要件を常に把握しておくことです。 ご健闘をお祈りします。

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