CCNA 保有者向けキャリア ヒント Top 10

    本ページは英語ドキュメントを翻訳したものです。

     


     

    CCNA 保有者向けキャリア ヒント Top 10

    先日私は、20 人のシニア IT マネージャで構成されたフォーカス グループに参加しました。全員が業界の大規模なリーディング カンパニーに所属しています(おそらく名前をご存知でしょう)。10 年から 20 年の経験を持ち、シスコやその他多数のトレーニング プロバイダーの認定を、長きにわたって保有している方々ばかりです。そして全員が、IT 組織内外の技術者の人材開発と採用を監督する立場にあります。

    このグループでは、ビジネス上のニーズから技術的な進歩、従業員の技能やスキルまで、テクノロジーに関する喫緊のテーマについて幅広く話し合いました。そこでのやり取りは示唆と刺激に富んだものでした。このグループで最後に私が質問したのは、数年の実務経験を持つ CCNA 認定保有者に対して 1 つだけアドバイスするとしたら、どのようなことを伝えるかということでした。”以下に、この経験豊富なエキスパートのグループで意見が一致した、上位 10 のアドバイスを示します。


    ナンバー 11.時代に遅れをとらない:テクノロジーもビジネスも、あっという間に通り過ぎていきます。最新の状況とトレンドに遅れを取ってはなりません。すぐに購入するかどうかは別にして、新製品の評価は常にしておくべきです。新たにリリースされた高度な機能は、可能な限り早く採用することです。このデジタル ビジネスの時代では、新しいテクノロジーがビジネスの革新と新たなチャンスをどのようにもたらすかを、タイムリーに理解することが重要になっています。

     

    ナンバー 22.守備範囲を広げる:多くのことを知れば、それだけ多くのプロジェクトで自身の有用性を高めることができます。ここでは、ただ物事について浅く広く知ることを勧めているのではありません。グループが推奨しているのは、1 つまたは 2 つの重要な分野について詳細な技術的知識を積み重ねると同時に、テクノロジー プロジェクトとビジネス プロジェクトを成功に導く、言語、需要、テクノロジー、情報、脅威などに関する確固とした感覚を発達させることです。


    “このデジタル ビジネスの時代では、新しいテクノロジーがビジネスの革新と新たなチャンスをどのようにもたらすかを、タイムリーに理解することが重要になっています。”

    ナンバー 33.全体像を把握する:自分の専門分野がどのような影響を受けるか、またその分野が何に影響を及ぼすかを知ることです。特定の新しいネットワーキング デバイスを導入すると、どのような効果が得られるか。特定の新しいネットワーキング サービスを開始すると、どのような影響を与えるか。特定の新しいネットワーキング ポリシーを確立すると、どのような影響を与えるか。どのようなビジネス成果とエンド ユーザ エクスペリエンスを目標とするかを明確にします。ネットワーク全体と、ネットワーク化されたすべてのリソース(システム、データ、アプリケーション、クラウド サービスなど)を把握することが重要です。

     

    ナンバー 44.学び続けること:スキル、専門性、経験を深めるための時間を作ることです。新たなテクノロジーまたはビジネスを開拓するチャンスが訪れたらどうしますか。チャンスは掴むべきです。複雑で重要なプロジェクトに参加するように促されたらどうしますか。引き受けるべきです。それまでに関わりがなかったグループと話し合うチャンスがあったらどうしますか。ステップ アップの機会にすべきです。テクノロジーに関する知識を深める、または広げるチャンスが得られたらどうしますか。迷わず飛びつくことです。新しい学習ツール(コラボレーション、デジタル ワークプレース、学習管理など)を利用する機会が与えられたらどうしますか。十分に活用しましょう。

     

    ナンバー 55.知識を自分のものにする:暗記するだけではだめです。現実世界は教室や e ラーニング コースとは違います。現実の組織においては 1 つとして同じものはなく、またその組織で採用されているテクノロジーも異なります。暗記ではなく、確かな知識が必要であることがわかります。仕事では、教科書から離れて考えることも必要です。デバイスの導入、サービスの開始、サイトの立ち上げなどを行う場合は、環境に応じた適切なステップを定めなければなりません。問題を診断する際にも、環境に適した行動指針を決める必要があります。あるマネージャが言ったように「仕事の現実を見ろ」ということです。


    “資金は用意されています。経営層のコミットメントがあります。高度な知識とスキルに対するニーズがあります。多様なコースと提供方法が用意されています。学習と能力開発にとって最高の機運を、十分に活用すべきです。”

    ナンバー 66.概念的な思考を強化する:文字どおり、ネットワークという網の外側から考えることが求められます。デジタル ビジネスでの成功は、部分を集めた結果ではなく、総合的な力によって決まります。従来のネットワーク業務で重視されていた、デバイスの導入、ネットワークのアップタイム、ユーザ/サイトの接続などは、中心的な業務ではなくなってきています。それに代わり、エンタープライズ設計、ネットワーク最適化、サービスの統合と整合性などに関する知識が、優秀さを示す基準になりつつあります。ビジネス ニーズとテクノロジーの発展に応じて、設定の技術よりも概念の把握力が重要になっているのです。ネットワークは、常時稼働しているだけでなく、スピードを高め、企業を成功に導くものでなければなりません。

     

    ナンバー 77.CCNA で満足しない:CCNA は到達点ではなく、始まりにすぎません。フォーカス グループのマネージャは全員、トレーニングと認定のために十分な資金を用意していると述べていました。そして、従業員がその資金を活用していないことに不満を持っていました。資金は用意されています。経営層のコミットメントがあります。高度な知識とスキルに対するニーズがあります。多様なコースと提供方法が用意されています。学習と能力開発にとって最高の機運を、十分に活用すべきです。最も関心を持てるテクノロジー分野で、専門性を高めるべきです。また関連分野のテクノロジーにも積極的に触れましょう。自分で選択した経路で、常に能力開発に努めることです。

     

    ナンバー 88.能力を高めるための時間を作る:バッジの数ではなく、知識の質を重視しましょう。誰でもトロフィーをもらえる世の中になっているようです。さまざまなものにトロフィーが用意されています。努力と目標達成そのものを重視すべきです。学習と能力開発を、キャリアの目標に合ったものにしましょう。組織の優先順位、経営層の認識、業界のベンチマーク、エキスパートや同業者の評価を確認し、目標を絞ったトレーニングとプロフェッショナルとしての認定に価値を置くことです。トレーニング コースや認定試験を受ける前には、自分の投資(および会社による投資)による影響について検討しておくべきでしょう。決定や能力開発を焦ってはなりません。知識の蓄積はマラソンのようなもので、短距離走ではありません。


    “テクノロジー、ビジネス プロジェクト、プログラムの複雑さと重要性を考えると、このデジタル時代での成功は、1 人の突出した人物の仕事よりも、優れたチームワークによってもたらされると言えます。”

    ナンバー 99.ビジネスと歩調を合わせる:テクノロジーによって実現することを明確にします。組織と自分自身にとっての価値を追求することです。あなたは CCNA の認定を取得しています。あなたはネットワーク デバイスの導入、エンタープライズ ネットワークの運用、エンド ユーザと経営層の満足について、一定の経験を持っています。それなら、ネットワーク、さらには IT の枠を超えて自分を主張してもよいでしょう。マーケティング、運用、財務、カスタマー ケアなどの部門との関係を深めるのです。可能な限り、お客様とのやり取りもすべきです。影響力の大きな、最前線のデジタル ビジネス プロジェクトで存在感を獲得するのです。こうしたクライアントやプロジェクトに、ネットワークがどのように貢献できるかを考えます。そして技術的な貢献者から、ビジネス コンサルタントに移行するとよいでしょう。

     

    ナンバー 1010.コミュニケータ、コラボレータとして差別化を図る:CCNA 認定を取得することで、あなたは何千万人ものテクノロジー ワーカーとの差別化に向けて、少なくとも 1 歩を踏み出しました。このフォーカス グループに参加しているマネージャも、CCNA を従業員または採用候補のコミットメントと業績を示すものとして認めています。しかし上記のアドバイスでも強調されているように、CCNA 保有者はテクノロジー、ビジネス、プロジェクト、概念の面で、そしてコミュニケータ、コラボレータとして、さらに自身の差別化を深める必要があります。テクノロジーとビジネスの「ハード」なスキルを身につける一方で、聴く力、プレゼンテーション、討論、ブレインストーミング、チーミングなど、重要なソフト スキルの価値も無視できません。テクノロジー、ビジネス プロジェクト、プログラムの複雑さと重要性を考えると、このデジタル時代での成功は、1 人の突出した人物の仕事よりも、優れたチームワークによってもたらされると言えます。これからは、個人としてではなく、チームに対する優れた貢献者として差別化を図るのが有効です。チーム メンバーとして優れていれば、プロジェクトへの参加を要請される機会も増えます。プログラムのコンサルティングを行う機会が増えれば、それだけ信頼が構築され、認知度も高まり、個人としての価値も向上します。


     

    これまでのアドバイスをくださったマネージャは全員、10 年、15 年、あるいは 20 年前には、あなたのポジションにいたのです。全員が、上記の基準に従って従業員の能力開発を行おうと考えており、上記のスキルと考え方を持った人材を採用しようとしています。

    今年はぜひとも、よく聞き、よく学んで、大きな成果を上げることを願っています。

    /resources/statics/280925/RiverBlue_LeadGen_PlaybookOffer_Banners_FINAL-APPROVED.png

     

    最新の IT 業界のニュースとシスコだけの教育サービスをご確認ください。今すぐ登録

     

    Mark Leary_final_thumb.jpg

    Learning@Cisco のアナリストである Mark Leary には、ネットワーキング業界における 30 年以上の経験があります。その間、彼はソフトウェア開発者、コンサルティング エンジニア、エンタープライズ アーキテクト、業界アナリストとして働いてきました。現在は、シスコの教育用ソフトウェアや認定の開発、提供、改善の方向性を示すために、分析とコンサルティング プロジェクトの実施に携わっています。Mark が主に注力する分野には、テクノロジー トレンド、デジタル変革、教育実践、IT 部門、人材要件、ワーカーのトレーニングや開発動向などがあります。

    CLNBanner