認定を実務経験として利用できるか?

    本ページは英語ドキュメントを翻訳したものです。

     


     

    光ファイバについて理解するために

    ネットワーク業界は絶えず進化を続けており、新たに生まれた業務へのスタートを切る優秀な人材をますます必要としています。それでも、未経験でこの業界に参入するのはいまだに難しいようです。こうした状況はキャリアをスタートさせたばかりの人に特有のものですが、打開する方法はあります。枠にとらわれない考え方をすれば、この業界に参入することはそれほど難しいことではないはずです。

     

    私は非常に幸運なことに、認定を実務経験として履歴書に記入することについて、率先して議論を行ったことがあります(「Session 2: Certifications as Experience(セッション 2:実務経験としての認定) [英語] 」)。 一歩下がって俯瞰してみると、これはとても意味のあることに思えます。認定の学習では、トポロジを構築したり、プロトコルの仕組みを理解するためにその分析を行ったりするほか、途中でトラブルシューティングも行います。このどれもが、ジュニア/エントリ レベルの職種に応募する候補者に対して雇用主が期待することです。認定を取得する過程で、業務で行うよう求められるさまざまな作業を経験することができます。たとえば、以下のようなものがあります。

     

    • 問題解決への取り組み
    • 新しいテクノロジーの調査
    • ネットワークの構築
    • チームでの作業(勉強グループに参加している場合)

     

    上の各項目について詳細に見ていきましょう

     

    問題解決への取り組み

    OSPF や EIGRP について理解し、それらを実装しようとしたことが何回ありますか。何らかの理由で、本で読んだりビデオで見たりしたとおりにならなかったことはありますか。これは、問題に直面したときにそれを解決するために取った手段を説明するのに役立ちます。また、問題の解決方法に関する学習体験になるだけでなく、今後、トラブルシューティングのエキスパートになるための出発点にもなります。

     

    新しいテクノロジーの調査

    認定の取得に向けた勉強では、基本的に、なじみのないテクノロジーを調査することになります。試験の準備で行ったことは、情報を収集して利用する能力を面接の際に示すのに役立ちます。これは、新しいものに遭遇したときに他のリソースを引き入れるスキルがあることを示します。

     

    ネットワークの構築

    これは、多くの人が見落とす能力です。ネットワークの構築や設計の経験は自分ではわからないかもしれませんが、認定試験の勉強ですでに経験したことです。これは、ハードウェア コンポーネントについてよく知っていることを示すのに役立ちます(たとえば、イーサネット接続に WIC-1T を使用する理由などを説明する)。構築したトポロジのサンプルを用意し、接続のスタイルを他のものではなくそれにした理由を聞かれた場合に答えられるようにします。

     

    チームでの作業

    勉強グループに参加した場合、チームでの役割を示すのに役立ちます。ディスカッションを主導したり、グループに対して何かを提案したりした場合には、プレゼンテーション スキルを示すことができます。これは、ネットワーキング関連の職務において、クライアントや経営陣にプレゼンテーションをすることになった場合に役立つ可能性があります。

     

    認定試験の準備過程に注目すると、認定の取得のために行ったことの多くを実務経験として利用することができます。その鍵は、認定の勉強で達成したことで、業務で求められていると思われることに焦点を当てることです。そうすることで、履歴書には記入していないが達成できた他のことへと自然に話題を変えることができます。

     

    認定を実務経験として利用することは一例にすぎません。私はいつも、仕事で繰り返し経験したことは何でも、履歴書の「技術的スキル」欄に記入するように教わってきました。たとえば CCNA の勉強では、OSPF、EIGRP、RIP、STP などの技術的スキルを学習します。認定の勉強の過程で学習したことは、履歴書の技術的スキルに記入してかまいません。私は、多くの人がこのことを見落としていると思います。彼らはこうした作業を会社の環境では行っていないため、履歴書に記入してはいけないと思っているのです。しかし、記入しても問題ありません。オンザジョブ ラーニングとは異なる形で経験したにすぎないのです。

     

    このようなアプローチを取る人はいないかもしれません。しかしもし、このような履歴書が私の机に置いてあるのを見つけて、その人物が募集職種にふさわしいと感じたら、私は候補者を呼び出して話をするでしょう。履歴書の職歴に書くことがないと思っても、業界に参入する方法として、認定の勉強で経験したことを含められる可能性があります。このことをぜひ知っておいてください。

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