ネットワーク管理者に欠かせないもの

    本ページは英語ドキュメントを翻訳したものです。

     


     

    シスコによる CCNA Routing and Switching 認定の更新(v3.0)は、複数回にわたってブログ記事にする価値があるほど重要な出来事だと思います。私たちは先週、Learning@Cisco が 6 月に発表し、大きな反響を呼んでいる「Essentials of CCNA Routing and Switching(CCNA Routing and Switching の基礎)」ウェビナー シリーズの調査を開始しました。前回のブログ記事を見逃した方は、こちらからご覧ください。前回の記事では、ルーティングおよびスイッチング担当プロダクト マネージャである Greg Cote が 3 部構成のウェビナー シリーズのパート 1 において伝えなければならなかったこと、つまり、IT ランドスケープは絶えず変化しており、そうした変化がネットワークの進化を余技なくさせているということを紹介しました。

    先週の記事を要約すると、次のようになります。「かつては手動で柔軟性に欠け、デバイス中心だったネットワークは、自動化され、柔軟で、データセンターを越えてネットワークのすべてのセグメントへとプログラマビリティを拡張する、デジタル対応ネットワークに道を譲りつつあります。ハードウェアはますますソフトウェアへと移行し、エンドポイント デバイスの個別管理はポリシーベースの自動化へと移行しています。」

    ここで問題になるのは、ネットワークが進化した結果として、今日のネットワーク管理者に対してどのような新しいスキル要件が求められているかという点です。

    CCNA R&S v3.0 に注意を払う必要がある理由

    ここでは、Greg が示しているスキル(CCNA Routing and Switching v3.0 の対象に含まれることが予想されるスキル)を紹介します。これらは、ネットワーク管理者を名乗りたいと考えている人の間でますます必要とされるようになるでしょう。

    • ネットワーク プログラマビリティ:ネットワーク管理者はコントローラをプロビジョニングする方法を理解する必要があります。これは、従来の CLI コンフィギュレーションやプロビジョニングとは大きく異なっています。
    • ネットワーク仮想化:エンタープライズ ネットワークでは、ネットワーク機能の仮想化とクラウドベースのリソースの相互作用がますます拡大します。そのため、ネットワーク管理者の期待に沿えるように、こうした主要なテクノロジー変化を CCNA Routing and Switching プログラムに組み込みました。
    • ポリシーベースのネットワーク管理:この中心にあるのは QoS であると Greg は述べています。QoS に関するトピックを CCNA Routing and Switching 認定に追加し、エンタープライズ ネットワーク内での輻輳管理に必要なマーキング、シェーピング、ポリシング メカニズムについて理解します。
    • ネットワークを活用した分析:ネットワーク管理者が現在収集可能な分析項目はすでに多く存在しますが、今後さらに増えると思われます。
    • インテリジェント WAN を実現するエンタープライズ VPN テクノロジー:新しい CCNA Routing and Switching 認定では、VPN テクノロジー(Dynamic Multipoint VPN(DMVPN)、サイト間 VPN、クライアント VPN テクノロジーなど)がますます重要視されるようになっています。
    • IoT の拡大をサポートする IPv6 アドレス ファミリとルーティング:Internet of Things はネットワークに対して大きな課題を突き付けており、IPv6 の導入が求められています。

     

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    CCNA Routing and Switching に価値がある理由

    うれしいことに、新しいバージョンの CCNA Routing and Switching でも、シスコ技術者認定をいくつも取得する過程で身に付けたコア スキルが引き続き重要視されています。今後、ルーティングおよびスイッチングに関連する認定を取得するにしても、CCNA Routing and Switching から CCDA や他の CCNA 認定(Wireless、Security、Industrial など)に転向するにしても、CCNA R&S を取得する過程で身に付けたルーティングおよびスイッチングに関する基本的なスキルは、今後も十分に役立つだろうと Greg は述べています。

    さらにうれしいこととして、Greg が気付かせてくれたように、米国労働統計局のデータによるとネットワーク管理者の職務に対する今後の展望は引き続き良好のようです。ネットワーク管理者、ネットワーク エンジニア、およびネットワーク アーキテクトの仕事は増加し、2024 年には 31 % を上回る伸びが見込まれています。「この業界であなたを待ち受けているのは成長です」と Greg は述べています。

    「Essentials of CCNA Routing and Switching(CCNA Routing and Switching の基礎)」シリーズの最初のウェビナーでは、CCNA Routing and Switching v3.0 のカリキュラムと試験で取り上げられている次の新しいトピックについて、ルーティングおよびスイッチング担当コンテンツ エンジニアである Nikita Singh が詳細に説明します。

    • ネットワーク プログラマビリティ(ソフトウェア駆動型ネットワーク アーキテクチャ):シスコは、Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズ モジュール(APIC-EM)を使用して、エンタープライズ ネットワークに SDN を実装します。
    • クラウド コンピューティング
    • Cisco StackWise テクノロジー
    • Cisco Enterprise Network Function Virtualization(NFV)
    • QoS
    • 外部ボーダー ゲートウェイ プロトコル(EBGP)

     

    Greg は、CCNA Routing and Switching のカリキュラムがこのように大幅に変更されても、Learning@Cisco がソフトウェアベースのインフラストラクチャを急に変更することはないと述べています。また、「企業において物理ハードウェアと仮想化ネットワークの機能が実際に共存するようになるのはまだ先のことになるでしょう」とも述べています。

    また、最初のウェビナーでは、シスコ ラーニング ネットワークのコミュニティ マネージャである Brett Lovins から、シスコ ラーニング ネットワークの学習リソース [英語] を使用して、ネットワークの進化に遅れないようにするための貴重なアドバイスを受けることができます。

    次回のブログ記事では、Cisco Press の執筆者であり、シスコ ラーニング ネットワークにおける長年の友人である Wendell Odom を招き、CCNA Routing and Switching ウェビナー シリーズのパート 2 と 3 について詳しく見ていきます。

    すでにウェビナーはご覧になりましたか?

    とりあえず、ここで紹介した概要を忘れてしまわないうちに、「Essentials of CCNA Routing and Switching(CCNA Routing and Switching の基礎)」ウェビナー ページ [英語] にアクセスして、ここで取り上げた最初のウェビナーを視聴して、詳細を確認することをお勧めします。

     

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    Gary Pfitzer は Learning@Cisco のコンテンツ マネージャです。ビジネス誌、ブログ、お客様成功事例、その他の執筆を通じて、今日の IT の変遷に関する様々な側面に光を当てることに取り組んでいます。

     

     

     

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