サクセスストーリー:シスコシステムズ 加藤 淳 (かとう じゅん)

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    サクセスストーリー
    シスコシステムズ 加藤 淳

    日本人2人目となる CCDE に一発合格!普段の業務経験が難関資格取得を後押し

    名前:加藤 淳 (かとう じゅん)
    年齢:40代
    現職:シスコシステムズ合同会社 アドバンスドサービス本部
    学歴:上智大学 理工学部 数学科
    保有資格と取得時期:
    CCNA* 認定取得2000年12月
    CCDA 認定取得2002年11月
    CCNP** 認定取得2002年11月
    CCDP 認定取得2002年12月
    CCIE Routing and Switching 認定取得2003年8月
    CCIE Service Provider 認定取得2007年4月
    CCDE 認定取得2015年11月
    * 現行 CCNA Routing and Switching
    ** 現行 CCNP Routing and Switching

    ビデオ インタビュー (2016.6.10)


     

    デザイン分野のエキスパートレベルを認定する CCDE に見事一発合格

    ――日本人で2人目となる CCDE 取得、おめでとうございます。合格を知った瞬間はどんなお気持ちでしたか。
    加藤

    CCDE は難度の高い資格ということもあり、取得まで3回くらいはかかると考えていました。試験当日は出題された内容をすべて覚えて帰るくらいの意気込みで集中して臨んだため、終了後は3日分くらいのエネルギーを使い果たしたような疲労感でいっぱいでした。合格の画面を見た瞬間は立ち上がれなくなるほどうれしかったですね。日本人で2人目、社内では初の CCDE 取得者になれた喜びで、自宅に帰る電車の中でも膝の震えが止まらなかったのを覚えています。まさか1度で合格できるとは想像もしていませんでした。合格の最も大きな要因は普段の業務でデザインに関わっている経験が活かせたことだと思います。

     

     

    ――現在のお仕事内容について聞かせてください。
    加藤

    大学卒業後にソフトウェア開発会社に入社して以来、ルータを中心にキャリアを積み、大規模なネットワーク構築や運用を得意としていました。シスコが新部門の立ち上げに伴うキャリア中途採用を行っていることを知り、2002年の9月に入社しました。以来約14年にわたってアドバンスドサービス本部で各社サービスプロバイダーを担当し、大手ネットワーク事業者様の LTE モバイルネットワーク、インターネットアクセス、法人サービスなど各種ネットワークを専門にサポートしています。具体的にはソフトウェア評価や技術 Q&A、製品トレーニング、設計サポートが主な業務です。

     

     

    ――仕事のうえでのやりがいはどんなところですか。
    加藤

    お客様に喜んでいただき貢献できていると感じられることに加え、プロフェッショナルな仲間と高度な知識を得られる環境に恵まれていることです。私が入社した当時のアドバンストサービス本部は20名ほどの少数精鋭で、“CCIE を保有しているエンジニアがサポートする ” ことをお客様に謳っていました。入社時は CCNA しか保有していなかったため、2ヵ月ほどで CCDA、CCNP、CCDP を取得し、2003年8月に CCIE Routing and Switching を取得しました。現在は人数も200名ほどに増え、CCIE の取得は必須ではなくなりましたが、CCIE のマルチホルダーを増やそうという時期もあり、2つ目の CCIE である CCIE Service Provider はそういった時期に取得したものです。

     

     

    普段の業務における 「なぜ」「どのようにして」 が資格取得にも有用

    ――CCIE の試験にはどのような対策をして臨まれましたか。
    加藤

    CCIE は筆記試験に加えて8時間のラボ試験があります。筆記試験もそれまでの CCNP に比べると難しいですが、ラボ試験の難しさはその比ではありません。私は Cisco Press の参考書やウェブサイトを読み込み、ひとつひとつの知識を体系的に身につけていきました。さらに Cisco Live のプレゼンテーション資料を活用したり、いい資料が見つからない時は先輩エンジニアの助けを借りたりして理解を深く確実なものにしていきました。CCIE Service Provider の時は出題される分野ごとに色々なコマンドのオプションを試すなど、手を動かしてじっくり取り組み、ひとつの問題に1ヵ月近くかけたことも多くありました。

     

     

    ――それだけ準備をして臨んでも、取得までには時間がかかったと伺いました。
    加藤

    CCIE Routing and Switching は3回目、CCIE Service Provider は4回目の受験で合格しました。何度も受験しているとモチベーションにも波が出てきますので、私は学習の記録を残しておいて見返すことで努力を自信に変え、合格することができました。また、普段から業務で資格の出題分野に関わる技術と接する時に 「なぜその技術が必要か」「どういう使い方が可能か」 というところまで含めて深く理解する習慣をつけておくと効果的ですし、お客様へ提案する時にも役立つと思います。

     

     

    優れたデザインを提供しお客様の業務に貢献することがモチベーション

    ――CCDE 挑戦について聞かせてください。
    加藤

    以前に勤めていた会社でネットワークデザインがエンジニアの花形部門だったことがデザインに興味を持ったきっかけです。また、2007年に CCDE が開始されたのを知り、いつかは挑戦したいと考えていました。2015年までの約3年間でネットワークデザインに関連する業務に積極的に携わってきて、それなりの準備が整ったと思い CCDE 受験を決意しました。CCDE で問われる技術は CCIE Routing and Switching や CCIE Service Provider と重なる部分が多かったため、これまでの資格取得で得た知識が役に立ちました。また、CCDE のラボ試験では大量のシナリオが出題されます。日頃のデザイン業務を通じて、お客様の要望に応えるためにはシナリオを読み込むことが重要だという理解が身についていたことも大きなアドバンテージになったと思います。

     

     

    ――どんな場面で CCDE 取得のメリットを実感しましたか。
    加藤

    社内では 「デザイン系の仕事ならまず加藤に」、と名前が挙がるようになりました。また、CCDE 取得のための勉強を通じて広い視野が身につき、ネットワークデザインをさらに体系的に捉えることができるようになったのも大きな変化です。設計の提案にも説得力が増し、先月終了したプロジェクトではお客様から 「シスコならでは」 と高い評価を得ることができました。障害が頻発するネットワークと安定したネットワーク、サポートに手間がかかるネットワークとかからないネットワーク、その違いを生んでいるのがネットワークデザインの良し悪しです。規模が大きくなってくるとそれに関わるサポートの手間もけた違いに大きくなりますので、優れたデザインを提供して効率的な運用を実現することでお客様の役に立てることがモチベーションにつながっています。

     

     

    CCDE の資格を活かし、ネットワークデザインの重要性を広めたい

    ――今後の目標をお聞かせいただけますでしょうか。
    加藤

    機会があれば CCIE の別トラックにも挑戦したいです。現在、関心のある分野はデータセンターです。技術的にまだまだ発展途上という純粋な興味がありますし、新しい分野であればあるほど使い方が分からない技術も多く、デザインの知識が活かせると考えています。また CCDE の資格を活かして、ネットワークデザインの重要性を広めていきたいです。

     

     

    ――これから CCIE の取得を目指す方々にアドバイスをお願いします。
    加藤

    CCIE 取得は業界での大きな評価とエキスパートとしての証明を得ることができるため、以降のキャリア形成にとても有用です。ぜひあきらめないで合格まで頑張ってほしいと思います。幸運を祈ります!

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