CCIE Security ラボ試験 v5.0

    ラボ試験 v5.0 の概要

     

    Cisco CCIE Security ラボ試験バージョン 5.0 は 8 時間に及ぶ実技試験です。所定の仕様と複雑なセキュリティ シナリオに基づき、計画、設計、導入、運用、トラブルシューティングを行うことが求められます。トラブルシューティング能力は重要なスキルであり、この CCIE ラボ試験では、問題を診断して解決する能力も求められます。

     

    CCIE Security v5.0 は、筆記試験とラボ試験の内容を 1 つのカリキュラムにまとめ、それぞれの試験で対象となる領域や、各領域の相対的な比重を明確に示しています。

     

    試験内容

    CCIE Security Lab v5.0 統合試験の内容

     

    ラボ試験の出題形式

    8 時間に及ぶラボ試験は 3 つのモジュールで構成されており、試験日に次に示す順序で受験する必要があります。

     

    モジュール 1:トラブルシューティング モジュール(2 時間)

    トラブルシューティング モジュールでは、互いに独立しているインシデントを提供します。これは一方のインシデントが他方のインシデントの解決に依存しないことを意味します。トラブルシューティング モジュールで使用するトポロジは、コンフィグレーション モジュールで使用するトポロジとはまったく異なります。

     

    トラブルシューティング モジュールの所要時間は 2 時間ですが、受験者はコンフィグレーション モジュールに割り当てられている 5 時間から最大 30 分を借用できます。受験者がトラブルシューティング モジュールで使用することにしたオプションの時間は、コンフィグレーション モジュールの所要時間から自動的に差し引かれます。 また、トラブルシューティング モジュールが2時間より早く終わる場合、試験の合計時間が8時間になるよう、その分がコンフィグレーション モジュールに追加されます。診断モジュールは固定の60分間です。

     

    モジュール 2:診断モジュール(1 時間)

    新しい診断モジュールは、デバイスにアクセスせずにネットワークの問題を適切に診断するために必要なスキルに焦点を当てています。受験者には一連の資料が提供されます。資料には、ネットワーク エンジニアが調査プロセスの時点で遭遇する可能性がある、現実的な状況のスナップショットが示されています。「診断」モジュールの主な目的は、ネットワークの問題の適切な診断に必要なスキルを評価することです。スキルには、次のものが含まれます。

    • 分析
    • 関連付け:複数のドキュメント ソースの見極め(電子メールのスレッド、ネットワーク トポロジ図、コンソール出力、ログ、さらにトラフィック キャプチャなど)

     

    こうした活動は、本来総合的なトラブルシューティング スキルの一部です。ただし、アイテムの出題形式が大幅に異なるため、これらは別のラボ モジュールとして設計されています。トラブルシューティング モジュールでは、受験者は実際のデバイス上でトラブルシューティングを行ってネットワーク セキュリティの問題を解決する必要があります。

     

    診断モジュールでは、受験者は以下のような事項について、事前定義されたオプションの中からの選択を求められます。

    • 問題の根本原因は何か?
    • 図において問題が存在する場所はどこか?
    • 根本原因を特定するために重要な情報は何か?
    • 根本原因を特定するために欠けている情報は何か?

     

    モジュール 3:コンフィグレーション モジュール(5 時間)

    コンフィグレーション モジュールでは実稼働ネットワークに近い環境が提供されます。ここでは、ネットワーク内の異なる地点で、さまざまなセキュリティ コンポーネントが、複数のセキュリティ階層を構成しています。このモジュールは主にシスコ セキュリティ アプライアンスの仮想インスタンスをベースとしていますが、受験者は物理デバイスでの作業も求められる場合があります。受験者には、最初にモジュールの全体像が示されます。受験者は、表示される順序で取り組むことも、自分にとってやりやすく、論理的であると思われる順序で取り組むこともできます。

     

    :モジュールは、決められた順番で完了する必要があります。モジュール間を行き来することは許可されていません。

     

    受講者は、トラブルシューティング モジュールでの作業中に、コンフィグレーション モジュールに割り当てられている 5 時間の所要時間から最大 30 分を借用することができます。その場合、受講者のコンフィグレーション モジュールでの作業時間は 4 時間 30 分となります。

     

     

    試験の合計所要時間 8 時間を維持するために、受験者がトラブルシューティング モジュールで使用することにしたオプションの 30 分は、コンフィグレーション モジュールの所要時間から自動的に差し引かれます。

     

    Web ベースの実施システムでは、トラブルシューティング モジュールで 2 時間の所要時間に到達すると、警告メッセージが表示されます。受験者は、トラブルシューティング モジュールの時間を最大 30 分延長して作業してから次のモジュールに進むか、トラブルシューティング モジュールでの作業を終了して診断モジュールに進むかどうかを尋ねられます。

     

    合格基準

    ラボ試験に合格するには、受験者は次の 2 つの条件を満たしている必要があります。

    1. すべてのモジュールの合計得点が、全モジュールの合計に設定された下限点数以上である
    2. 各モジュールの合計得点が、それぞれのモジュールに設定された下限点数以上である

     

    これらの基準の理由は、受験者が 1 つのモジュール(たとえば診断モジュール)に合格せずに、または 1 つのモジュールを受験せずにラボ試験に合格するのを回避するためです。

     

    各ラボ モジュールにおける各アイテムの得点は、ラボ試験で提供される受験者ガイドに記載されています。アイテムのすべての基準を満たした場合にのみ、得点が与えられます。どのアイテムにおいても、部分的な得点は与えられません。

     

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    結果

    ラボ試験の結果は、通常 48 時間以内にオンラインで確認できます(ログインが必要です)。合格または不合格のいずれかが表示され、不合格の場合、スコア レポートに学習や対策が必要と思われる項目が示されます。

     

    ラボ試験結果の再査定

    再査定では、別の試験官が受験者の設定をラックにロードし、試験環境を再現してから、全試験内容について改めて採点を行います。再査定は、ルーティング & スイッチング、およびサービス プロバイダー試験におけるテクノロジー トラックで利用できます。

     

    レビューでは、別の試験官が、試験での回答とシステムで生成されたデバッグ データを確認します。レビューは、その他すべてのトラックで使用可能です。

     

    受験料

    CCIE 筆記試験およびラボ試験の金額は、こちらをご覧ください。

    ラボ試験の受験料には、交通費および宿泊費は含まれません。

    受験料は、為替レートおよび地方税 (ブリュッセルの VAT やシドニーの GST など) によって異なります。

    受験料支払いの際に発生する金融機関への手数料については、すべて受験者の負担となります。

    受験料は固定ではなく予期無く変更される場合があり、その場合ご連絡させて頂く金額にてお支払いをお願いする可能性があります

     

    ラボ環境

    試験中は、シスコのドキュメントをオンラインで利用することができます。ただし、試験では一般的なプロトコルおよびテクノロジーに関する知識を前提としています。ドキュメントを索引から参照することはできますが、検索機能は無効となっています。ラボ試験会場に参考資料を持ち込むことはできません。機器にトラブルが生じた場合は、試験時間内に試験官に報告する必要があります。試験終了後の申し出は受け付けません。

     

    支払い条件

    試験日から 14 日以内に、ラボ試験記録の横に記載された [再査定の申請(Request for Reread)] リンクから再査定を申請します。再査定の費用は 1,000 ドル、レビューは 400 ドルです。オンラインでクレジット カードによる支払いが行えます。支払いが完了した時点で、再査定またはレビューが開始されます。これらのプロセスがいったん開始されると、申請を取り消すことはできません。払い戻しは、不合格が合格に変更となった場合のみ行われます。

     

    ラボ試験の場所

    CCIE Security ラボ試験は、シスコの会場で実施されます。また、Cisco CCIE ラボ試験会場がない地域でも受験できるように、シスコは CCIE モバイル ラボ試験を開始しました。

     

    ラボ試験の登録

    受験者は、筆記試験に合格した場合にのみラボ試験に登録できます。ラボ試験の登録方法についての詳細はこちらをご覧ください。

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