CCDE:CCIE 的な考え方を脱して CCDE 認定を受ける

    本ページは英語ドキュメントを翻訳したものです。

     


     

    CCIE 的な考え方を脱して CCDE 認定を受ける

    CCDE にふさわしい考え方とは

     

    多くの CCDE 受験者が、ネットワーク エンジニアとして優れた知識を持ち、場合によっては CCIE の認定を受けていながら、CCDE 実技試験に苦労している例が見られます。結論として言えるのは、CCIE 的な考え方が CCDE の認定を妨げているのではないかということです。このブログでは、CCDE と前段階の CCIE を比較しながら、CCDE 実技試験の合格につながる考え方についてアドバイスします。

     

    ナイフで銃に挑むのは無謀です

    CCIE R&S の計画を見ると、CCDE と同じようなインフラストラクチャ テクノロジーが対象になっています。違いはどこにあるのでしょうか。CCIE と CCDE の根本的な差異を見てみましょう。

    • CCIE では、ネットワーク実装とトラブルシューティングのスキルが評価されますが、CCDE ではネットワーク設計スキルが評価されます。CCDE 試験では、目の前の設計課題に「最適な」テクノロジーを特定する必要があります。
    • CCIE では方法が問われますが、CCDE では何を、どこに導入するか、そしてその根拠が問われます。CCDE の目標は、導き出した要件に適合するネットワークを設計することにあります。つまり、どのようなテクノロジーを(何を)どこに導入するか(どこに)、そして導き出された要件にどのように設計ソリューションをマッピングするか(根拠)が問題になります。それに対して CCIE の目標は、仕様に従ってネットワークを動作させること(方法)にあります。
    • CCIE では、パラメータが与えられ、それに従って設定することでコンテキストを確立しますが、CCDE では参考資料のシナリオに沿ってコンテキストを確立します。この資料とは、機能仕様、トポロジ図、電子メールなどです。現実と同様に、それらをパズルのように組み合わせて、ビジネス要件と技術要件、制約を理解し、ネットワーク設計を決定します。
    • CCIE ラボ試験で大きな制約になるのは、割り当てられたタスクを完了する時間が限られていることです。一方 CCDE 実技試験では、時間を取って資料からシナリオを読み取り、理解する必要があります。合格者は、それぞれのシナリオの読み取りに時間をかけています。
    • CCIE では、テクノロジーに関するエキスパート レベルの知識と、その知識を応用してネットワークの実装とトラブルシューティングを行う力が評価されます。一方 CCDE では、エキスパート レベルの設計手法と原則、知識、さらにその知識をインフラストラクチャ テクノロジーに応用してビジネス上の問題を解決することが評価されます。つまり、CCDE 試験で選択したテクノロジーの正当性を実証する必要があるということです。異なる解決方法を比較対照した上で、導き出された要件にどのように適合するか、または適合しないかを指摘できなければなりません。
    • CCIE ラボ試験で最終的に提出するのは CLI 設定のセットですが、CCDE 実技試験ではネットワーク設計の決定事項と正当性の実証になります。CCIE ラボ試験では物理的機器または仮想機器を使用するため、受験者は CLI コマンド、トラブル チケット、根本原因分析を通して試験を行うことになり、製品、ブレード、コードのバージョンが重要になりますが、CCDE ではそれは問題になりません。

     

     

    CCDE 実技試験に対応するための 5 つのアドバイス

    CCDE 実技試験に適切に対応するための、5 つのアドバイスを示します。

    1. CCDE にふさわしい考え方で取り組む。
    2. シナリオを十分に理解し、シナリオの範囲を超える質問には答えないようにする。
    3. 思い込みを捨てて、暗黙的な要件が存在することを認識する。
    4. 3 つの軸、つまりプロジェクトのライフサイクル内のフェーズに基づく検討事項、使用事例に関する検討事項、テクノロジーに関する検討事項の共通部分を考慮する。
    5. 1 つのシナリオに 2 時間を割り当てる。最後に時間が不足しないように注意しながら、シナリオを十分に理解するだけの時間を取ります。時間枠(午前または午後)ごとにタイマーを 4 時間に設定し、シナリオごとに経過表示バーを使用して時間を管理します。

     

    参考資料

    上記の 5 つのアドバイスに加えて、Yuri Lukin が CCIE と CCDE の比較について、「The differences between CCIE and CCDE(CCIE と CCDE の違い)」[英語] ブログで意見を述べています。また Russ White が同じトピックについて現時点で 5 つの記事(The design Mindset(1)(設計に対する考え方(1))[英語]、The design Mindset(2)(設計に対する考え方(2))[英語]、The design Mindset(3)(設計に対する考え方(3))[英語]、The design Mindset(4)(設計に対する考え方(4))[英語]、The design Mindset(5)(設計に対する考え方(5))[英語])を執筆しています。

     

    まとめ

    CCDE 実技試験の対策としては、ネットワーク エンジニアの観点ではなくネットワーク設計の観点で考え、方法よりも根拠を重視し、正当性を示しながら設計を決定し、十分に時間をとって各シナリオを理解し、テクノロジーに関する知識を応用してビジネス上の問題を解決します。そうすることで CCDE 認定を勝ち取ることができるでしょう。

     

     

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    Elaine Lopes は、CCDE および CCAR 認定プログラム マネージャで、教育と認定を通じて生活をより豊かにする取り組みに励んでいます。

     

     

     

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