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IT 技術職の適性を知るための 7 つの鍵 (翻訳)

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Created on: Nov 14, 2012 10:21 PM by Editor-Learning@Cisco - Last Modified:  Nov 27, 2012 6:23 PM by Editor-Learning@Cisco

本ページは英語ドキュメントを翻訳したものです。

 


 

IT 技術職の適性を知るための 7 つの鍵

7Keys.jpgCisco Learning Network には、IT 関連の仕事に関する質問が多く寄せられています。よくあるのが、この業界で働き始めたばかりの方々が直面する苦労についてです。有益なアドバイスが出てきたり、積極的に挑戦して希望の分野で初めての職を得たという成功例も見られます。本稿では、広い視野で見た IT 業界の仕事、モチベーションを持続することの重要性、IT を仕事にする上で好奇心を持つことのメリットについてお話します。

1 つ目の鍵 -- 誰にでも適性があるわけではない(収入だけが目的ではできない)

 

IT 関連の技術職にこれから就こうとしている方、または就いて間もない方に、知っておいていただきたいことがいくつかあります。その 1 つは、この職種では相応の報酬は得られるものの、収入が目的で選ぶべき仕事ではないということです。収入が第一の動機であるなら、他のキャリア パスを探すことをお勧めします。IT 技術者の仕事は、大雑把に言うと、ツールを使ってデータを作成、利用、移動、操作、保存することです。もう少し具体的に言えば、そのようなツールに愛着を持って、そのコンポーネントを顧客やユーザのビジネス プロセスに活かす方法を理解することでもあります。私たちはユーザと協力しながら、競争力を高める効率性をユーザに提供することで報酬を得ています。このような作業を退屈に感じる人は、IT 技術者の仕事には向いていないかもしれません。もちろん技術者になることはできますが、一流になるのは難しいでしょう。IT 業界は万人向けの職種ではないのです。

 

2 つ目の鍵 --忍耐は美徳

 

ツールをいじったり、問題を修正したり、何かのしくみを解明したり(時には単純にしくみを知りたいという理由で)というような作業を心から楽しめるタイプには技術職が合っているでしょう。何かを継続的に学んで成長することは重要ですが、時間がかかります。余裕を持って仕事ができるようになるまで数年かかる場合もあります。戦術的なスタンスから見てもこれは真実です。未知のテクノロジーを学ぶのには当然時間がかかりますし、簡単な作業に要する時間が本来より長く思えることもあります。私もそのように感じることがよくあります。そういうものなのです。だからこそ、常に忍耐強く、やる気を持つことが大切なのです。

 

3 つ目の鍵 -- 本をたくさん読む

 

本を読むことで、テクノロジーに関する知識を得ることができます。技術的能力の獲得に役立つような本を落ち着いて読むことを楽しめない人は、この職種では苦労するかもしれません。私は子供のころ、本を読むのが嫌いでした。そのとき気づいたのは、嫌いなのは、周りが私に読ませようとしていた本だということです。読書自体は嫌いではなかったので、自分が楽しんで読める本を探す必要がありました。私は子供の頃から、「トム・ソーヤーの冒険」よりも家庭の配線に関する本を選んでいました。技術者タイプはフィクションを楽しめないと言うつもりはありませんが、ノンフィクションのほうを好む傾向があると言えるでしょう。テクノロジーの変化は止まることがないので、IT 業界で成長したいと思うなら自らも変化し続けなくてはなりません。そのための最良の方法の 1 つが読書なのです。本を読むのが面倒だと思うタイプは、IT 業界で成功するのは難しいでしょう。

 

 

4 つ目の鍵 -- 効率的なコミュニケーションを追求する

 

テクノロジーはそれだけで存在しているのではありません。つまり、テクノロジーは、ビジネス プロセスや、社会のその他の領域をサポートするために存在するのです。そのため、IT 技術者の仕事では、組織内の別の部署の人とのコミュニケーションが必要になることがよくあります。時には、テクノロジーにあまり関心がない人と意見を交わさなければなりません。それをうまくこなすことが必要なのです。データセンターに新しいルータ、スイッチ、サーバを設置しても、それだけでは何の役にも立ちません。誰かの役に立つ何かをしなければ意味がないのです。したがって、私たちはいつもその「誰か」と協力し、「何か」とは何なのかを理解しなければなりません。そのため、IT 業界の技術者にとって、周囲の人々の話をよく聞き、効果的な対話ができるように努力することが重要になります。相手を尊重できることも大切です。

 

 

5 つ目の鍵 -- 好奇心を持つ(ただし実稼働環境の機器は使わない)

 

成功する人の多くに共通する資質の 1 つは好奇心です。新たな体験にワクワクできる人は、学習もはかどります。現状を理解しようとすることも大切ですが、それを打破することも重要です。そうすることで新たな発想や設計が生まれることもあります。すでに他の人が似たことに挑戦していたとしても、自ら経験することが大切なのです。何かを綿密に考察し、何が起こるかを確認することによって、しばしばより深い理解を得ることができます。好奇心が失敗を招くこともありますが、シリコンバレーのギークたちを大金持ちにしたのは好奇心だと私は確信しています。ただ 1 つ注意してほしいのは、実稼働環境で実験してはならないということです。このような行為は、キャリア形成には逆効果です。

 

 

6 つ目の鍵 -- 参加と共有

 

何かを習得する良い方法の 1 つは、他の人を助けることです。これは社内で同僚のメンターとなったり、ブログを書いたり、フォーラムやコミュニティに参加したりすることで実現できます。これによって達成されることがいくつかあります。その 1 つが、他人を助けることによって自分の知識を広げるということです。アルベルト・アインシュタインが言ったとされる名言に、「簡単に説明できないことは、きちんと理解していないことだ」というものがあります。私はこの言葉を何度繰り返したことでしょう。誰かに教えるということは、効果的な学習方法です。さらに、それによって形成される人間関係が、その後、長きにわたってメリットをもたらすこともあります。多くの人が自ら作り出してしまう組織内での苦労の 1 つに、つながりの欠如があります。もしかするとこれは、技術者に多い内向的な性格から生まれる結果なのかもしれません。または、知識を共有しないことで自分の地位を守っているという説もあります。私自身は、ディズニー ワールドで並んでいるときにサリー・ジェーンのプリンタのことで電話されたくありません。また、他の誰かをトレーニングすることで代わってもらえる仕事を自分で抱え込んでいては、より大きな課題やより良い成果に向けた作業に着手できないことがわかっています。だからこそ私は、自分がよく知っていることは何でも他の人と共有して、役立ててほしいと思うのです。心配することはありません。仕事はたくさんあるのですから。

 

 

7 つ目の鍵 -- ゴールはない

 

最後のポイントは、誰も終点にはたどり着けないということです。テクノロジーは常に変化しており、私たちも変化し続けなくてはなりません。私は以前、あるレベルに到達すれば、その分野を制したことになると考えていました。しかし、誰もすべてを知ることはできません(特に私は)。つくづくわかったことは、学べば学ぶほど、さらに学ぶ必要を感じるということでした。学ぶというプロセスを楽しめる人なら、これは喜ばしいことでしょう。しかし、収入のために IT 業界にいるなら、煩わしい要求になります。あなたが「ゴール」と思う地点に着いたら、その状況から脱却する方法を見つけなくてはなりません。そこから動こうとしなければ、自らの知識が役立たなくなっているときがいつかは来るでしょう(そして職を失うかもしれません)。私にとって最大の苦労は、仕事とそれよりも大切なこと(たとえば家族)とのバランスをとることです。

 

 

まとめ

 

やらなければならないことがたくさんあると感じましたか ?それは、実際にたくさんあるからです。世の中、簡単にはいきません。それは IT 業界の仕事も同じです。何かをうまくやりたいなら、それを好きになることが早道です。ビートルズも、簡単に演奏しているように自然に振る舞えるようになるまでに、かなりの時間、練習したはずです。推測にすぎませんが、それほど練習できたのは、彼らが音楽を愛していたからであり、好きなことをうまくなりたいという気持ちがあったからでしょう。彼らの一番の関心事がお金を稼ぐことだったとは、私は思いません。私が挙げたポイントに当てはまった、または共感した少数の読者の皆さんは、他の大勢とは違うタイプです。この 7 つのポイントに当てはまる皆さんは、次世代のテクノロジーのスターとなるかもしれません(そしてスターはお金を稼げます :-)。

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