IT サービス マネジメント(ITSM)と ITIL:概要

    IT サービス マネジメント(ITSM)と ITIL:

    概要

     

    サービス管理では、お客様の期待にこたえる高品質の製品とサービスを提供することに重点がおかれます。IT 分野におけるサービス管理では、IT サービスの質、ビジネスに対するお客様の期待、そしてエンド ユーザ エクスペリエンスについて検討します。IT サービス マネジメント(ITSM)は、組織の経営目標と、それを達成するために使用されるテクノロジーとの間にあるギャップを埋めます。ITSM では、効率的なフレームワークを提供して、IT 部門を、適応性があり、費用効果が高く、サービス重視の組織に刷新します。ITSM の詳細についてはこちらを参照してください。

     

    ITIL

    IT Infrastructure Library(ITIL) は、IT サービス マネジメント(ITSM)のベスト プラクティス ガイダンスのフレームワークです。ITIL は、1980 年代に英国で作成され、今では ITSM の成果を高めるための標準プロセスとして世界で広く利用されています。

     

    英国の政府機関である British Central Computer & Telecommunications Agency(CCTA)が IT による公共サービスの改善に取り組み、その一環として ITSM プロセスを開発し、ベスト プラクティスをまとめました。ITIL は当初 40 冊の書籍で構成されていましたが、 現在は、5 冊のコア書籍に抽出、統合されています。

     


    ITIL の認定およびトレーニング

    世界の企業や政府機関が ITIL に定義されている ITSM プロセスを採用することにより得られる価値について学び、理解します。ITIL ベスト プラクティスを共有するために、IT サービス マネジメント フォーラム(itSMF)などの独立団体が設立されています。現在、コンサルティングや教育を提供する企業の多くが IT プロフェッショナルを対象とした公認の ITIL トレーニングおよび認定プログラムを提供しています。

     

    ITIL 認定バージョン

    • ITIL 認定は、現在、バージョン 3 レベルとなっています。

      重要点:ITIL トレーニングは、ITSM の基本項目に基づいて構築されています。

    • サービス ストラテジ
    • サービス デザイン
    • サービス トランジション
    • サービス オペレーション
    • 継続的なサービス改善

    認定資格

    認定資格は、ファンデーションからインターミディエイト、そしてエキスパート、マスターへと段階的に構成されています。

    • ファンデーション:試験は、40 問の選択問題で構成されています。合格には 65 % 以上のスコア(26 問以上の正解)が必要です。試験対策には、自習型やオンライン方式のトレーニング、またはインストラクターによるトレーニング(ILT)を利用できます。
    • インターミディエイト:試験は、8 問の複数選択方式によるシナリオベースの問題で構成されています。各問題では得点として、5 点、3 点、1 点、または 0 点が与えられます。合格するには 28 点を獲得するか、または 5 点の解答が 2 つ以上必要です。受験者は認定クラスに出席する必要があります。
    • エキスパートおよびマスター :認定クラスに出席する必要があります。ITIL エキスパート レベルでは、ITIL V3 を包括的に理解していることを確認します。ITIL マスターの資格では、ITIL の基本項目と手法を選び、業務環境に適用する能力を確認します。

    普及

    • Disney、NASA、HSBC Bank、Northrup Grumman、CME Group を始めとして、何千もの組織が ITIL を採用しています。

      ITSM および ITIL の詳細情報

      無料のビデオ トレーニング プログラム

     


    ITIL トレーニング ベンダー


    itSM SolutionsITIL 認定用の自習型オンライン トレーニングを提供しています。ITIL に関する各種資料をご利用いただけます。トレーニング コースおよびバンドルにアクセスし、ITIL トレーニングがシスコ認定の受験者や認定取得者にもたらす価値をご確認ください。